大阪市交通局は17日、市営地下鉄の回送電車に乗務中にたばこ1本を吸ったとして、森之宮乗務所の男性運転士(41)を停職1年、乗務所長(56)ら上司2人を戒告の懲戒処分にした。
市によると、喫煙による停職1年は初めて。
同局では「喫煙の不祥事が相次ぎ、再発防止に取り組む中で、また喫煙で信用を失墜させたことを重くみた」と説明している。
同局によると、運転士は6月20日午後8時ごろ、千日前線阿波座駅と中央線阿波座駅の間で回送電車を運転中、信号待ちの約4分間に、乗務員室内でたばこ1本を吸った。
地下鉄職員の喫煙をめぐっては今年1月に長堀鶴見緑地線の運転士が停車中の回送電車内で喫煙したとして厳重注意処分。
4月には四つ橋線本町駅の駅長室内で男性助役が喫煙して火災報知機が作動、運行に支障が出るトラブルがあり、停職3カ月の処分になった。
橋下徹市長は今回の喫煙不祥事が明らかになった際、「(不祥事の続発は)民間では考えられない。
交通局には前回より重い処分をするよう伝えた」と話していた。
関連ニュース
・「優遇策続々、エコカー補助金もうすぐ終了」:イザ!
・「みうらじゅん、東村アキコらをマンガ学部の客員教授に」:イザ!
・「本四高速への出資金打ち切り検討 国交省が13年度で」:イザ!
・ラルフローレン 子供服 アウトレット