前の記事からずいぶん時間が経過しているが,ようやく新規記事を書くことができた.この長期インターバルは,「予想外に仕事が増えてしまったため,忙しすぎて更新できない」というのが主な理由なのだが,実はそれだけではない.ちょっとしたハプニングが発生したからだ.
先日,自分のメインマシン(サーバ扱い)を止めて,掃除等のメンテを行ったのだが,それを最後に電源が入らなくなってしまった.長年パソコン自作を行っている者であれば,年中無休24時間動いているマシンの電源を止めることが,いかに危険なことであるかは知っているだろう.
とりあえずATX電源検証ボードで電源をチェックしてみたが,やはり反応無し.そこでATX電源を取り出して,ばらしてみたところ,ほとんどの電解コンデンサが妊娠しており,頭頂部から液漏れしているものもあった.数年間,ほとんど無休で働いてきた電源だったので,以前から気にはなっていたのだが…
ということで,突然,電源を購入するか,電源付き新ケースを購入するかという決断に迫られたのだが,散々悩んだあげくに,新ケースを購入することにした.現ケースは,夏場40度近くなる私の部屋において,冷却に問題があったのだ.さっそく,地元のドスパラ静岡店へ直行し,冷却効率が高く,信頼性のおける電源を内蔵した,1万円ぐらいのケースを物色した.この店,以前よりケースの品揃えが少なくなったようで,選択肢は意外に少ない.なかなか良いものが見つからず,あきらめて別の店に移動すべきかと思った矢先,一台の黒いケースが私の目にとまった.
それはセルサスのFP-402BKだった.前面は一部メッシュで吸気用8センチ角ファン×2標準搭載.そして後ろは排気用12センチ角ファン×1標準搭載.サイドパネルには,パッシブダクトを標準装備しするだけでなく,12センチ角ファンの取り付けも可能だ.電源はFORTREXの静音400Wという仕様.詳しくは上記リンクを参照されたし.
このケースならば,私の要件をほぼ満たしている.値段も1万500円ぐらいで予算内だ.ということで,購入を決定した.幸か不幸か,展示品しかなかったため,1,000円値引きしてもらい,展示品を9,500円で購入できた.その後,雨の中,ずぶぬれになりながら,片手でこのケースを持ち,自転車で移動すること15分.ようやく自宅にたどり着いた.さすがに肩はぱんぱんに張っている.やはりスチールケースは重い!!
帰宅後,この新ケースに,現ケース内のすべての内蔵を移植する手術に入ったのだが,これが予想外に時間がかかった.WebページにFP-402BKの詳しいレポートを載せるため,内部構造等をデジカメで撮ったり,現ケースから取り出したパーツの掃除と健康診断を行ったり,一部ケーブルの自作が必要になったりと,移植以外の作業に時間がかかったためだ.結局2台のHDDクーラーも死にかけていたことがわかり,これらも交換することになった.
こうして,移植手術が終わり,ようやくメインマシンは復旧し,ブログを書くこともできるようになった.めでたし,めでたし…
ということで次回は,FP-402BKの使用レポートをお伝えしたいと思う.
先日,自分のメインマシン(サーバ扱い)を止めて,掃除等のメンテを行ったのだが,それを最後に電源が入らなくなってしまった.長年パソコン自作を行っている者であれば,年中無休24時間動いているマシンの電源を止めることが,いかに危険なことであるかは知っているだろう.
とりあえずATX電源検証ボードで電源をチェックしてみたが,やはり反応無し.そこでATX電源を取り出して,ばらしてみたところ,ほとんどの電解コンデンサが妊娠しており,頭頂部から液漏れしているものもあった.数年間,ほとんど無休で働いてきた電源だったので,以前から気にはなっていたのだが…
ということで,突然,電源を購入するか,電源付き新ケースを購入するかという決断に迫られたのだが,散々悩んだあげくに,新ケースを購入することにした.現ケースは,夏場40度近くなる私の部屋において,冷却に問題があったのだ.さっそく,地元のドスパラ静岡店へ直行し,冷却効率が高く,信頼性のおける電源を内蔵した,1万円ぐらいのケースを物色した.この店,以前よりケースの品揃えが少なくなったようで,選択肢は意外に少ない.なかなか良いものが見つからず,あきらめて別の店に移動すべきかと思った矢先,一台の黒いケースが私の目にとまった.
それはセルサスのFP-402BKだった.前面は一部メッシュで吸気用8センチ角ファン×2標準搭載.そして後ろは排気用12センチ角ファン×1標準搭載.サイドパネルには,パッシブダクトを標準装備しするだけでなく,12センチ角ファンの取り付けも可能だ.電源はFORTREXの静音400Wという仕様.詳しくは上記リンクを参照されたし.
このケースならば,私の要件をほぼ満たしている.値段も1万500円ぐらいで予算内だ.ということで,購入を決定した.幸か不幸か,展示品しかなかったため,1,000円値引きしてもらい,展示品を9,500円で購入できた.その後,雨の中,ずぶぬれになりながら,片手でこのケースを持ち,自転車で移動すること15分.ようやく自宅にたどり着いた.さすがに肩はぱんぱんに張っている.やはりスチールケースは重い!!
帰宅後,この新ケースに,現ケース内のすべての内蔵を移植する手術に入ったのだが,これが予想外に時間がかかった.WebページにFP-402BKの詳しいレポートを載せるため,内部構造等をデジカメで撮ったり,現ケースから取り出したパーツの掃除と健康診断を行ったり,一部ケーブルの自作が必要になったりと,移植以外の作業に時間がかかったためだ.結局2台のHDDクーラーも死にかけていたことがわかり,これらも交換することになった.
こうして,移植手術が終わり,ようやくメインマシンは復旧し,ブログを書くこともできるようになった.めでたし,めでたし…
ということで次回は,FP-402BKの使用レポートをお伝えしたいと思う.