WaterMind PC Blog

PCとネットワークに関するニュースコラム.

Offfice Live Basics日本語版ベータ続報3:ニュースサイト記事

2006-12-12 01:38:15 | ネットワーク技術
前回までのあらすじ:

 WaterMindでは,先日より開始されたMSの無償小規模企業向けインターネットサービス「Office Live Basics日本語版ベータ」の評価テストを行っている.このサービスの特徴は,何と言ってもオリジナル・ドメイン名が無償で取得できることだ.WaterMindでは,さっそく「watermind.org」を取得し,評価テストを開始した.詳細は前の記事参照のこと.

本日11日,主要なIT系ニュースサイトにおいて,一斉に「Office Live Basics日本語版ベータ開始」の記事が掲載されたので,お知らせする.本ブログの常連読者は既にご存じの通り,本ベータサービスは既に開始されていたが,どうやら本日MSにおいて,Office Liveサービス開始に関する記者会見があったため,本日の記事となったようだ.

主な記事を下記に上げておく.本ブログで取り上げている,無償のサービスレベル「Basics」以外の情報も得られるので,参考にして欲しい.


★参考ページ:


Offfice Live Basics日本語版ベータ続報2:謎の第4サービスレベル

2006-12-07 10:21:12 | ネットワーク技術
 前回までのあらすじ:

 WaterMindでは,先日より開始されたMSの無償小規模企業向けレンタルサーバ「Office Live Basics日本語版ベータ」の評価テストを行っている.このサービスの特徴は,何と言ってもオリジナル・ドメイン名が無償で取得できることだ.WaterMindでは,さっそく「watermind.org」を取得し,評価テストを開始した.詳細は前の記事参照のこと.

 今回は,テスト中の無償サービス「Office Live Basics」に関することではないが,新たな発見があったので報告させていただく.

 現在,サービスされているOffice Liveには,3つのサービスレベルがある.

  1. Basics: 無償オリジナルドメイン取得可能,制限多い
  2. Essentials: 有償,上記に加え,OutlookによるアクセスやPCソフトによるWeb作成可能
  3. Premium: 有償,上記に加え,様々なビジネス用オンライン・アプリが使用可能

しかし,本日,何気なくOffiice LiveのFAQを読んでいたのだが,次の記述が発見された.

非表示Microsoft Office Live サービスには何が含まれていますか?

 Microsoft Office Live には、無料の企業ドメイン名、Web サイト、電子メール アカウントが含まれています。Office Live には、顧客、プロジェクト、および文書を管理するツールなどエキスパート級のビジネス管理アプリケーションも含まれています。さらに、マイクロソフトで管理および保守されており、セキュリティ強化されている Web サイトも、お手ごろな価格でお使いいただけます。このサイトでは、社員、顧客、および供給元と情報を共有し、協力して作業を進めることができます。これらのサービスには、Office Live Basics、Office Live Essentials、Office Live Premium、および Office Live Collaboration という 4 つのレベルがあります。

 つまり,「Office Live Collaboration」という,未発表のサービスが存在するようなのだ.念のために,既に本サービスの始まっているUSのOffice Liveサイトも参照したのだが,やはりこの第4の謎のサービスは掲載されていない.

 この未確認の第4のサービスは,名称から推測するとB2B関係のサービスかも知れない.詳細がわかり次第,このブログにて報告する予定.


★参考ページ:

 


Offfice Live Basics日本語版ベータ続報1

2006-12-06 14:31:09 | ネットワーク技術

 WaterMindでは,先日より開始されたMSの無償小規模企業向けレンタルサーバ「Office Live Basics日本語版ベータ」の評価テストを行っている.このサービスの特徴は,何と言ってもオリジナル・ドメイン名が無償で取得できることだ.WaterMindでは,さっそく「watermind.org」を取得し,評価テストを開始した.詳細は前の記事参照のこと.

 今後,気がついたことや注意点などは,このブログに掲載する予定.今回は,このサービスのメール機能である「Office Liveメール」について,気がついたことを書いておく.

 Office Liveメールは,Office Liveの標準的なメール機能であるが,実体は「Windows Liveメール」のカスタマイズバージョンだ.そのため基本的には,Webメールとして使用するわけだが,ヘルプによるとMS-Outlookによって送受信できるらしい.それだけではなく,Office Liveの連絡先・予定表・仕事・メモにも,Outlookでアクセスできるのだが,その為には「Outlook Connector」というアシストソフトをインストールする必要があるらしい.そこでさっそく同ソフトをインストールし,MS-Outlook2002でアクセスを試みた.その結果は…

 …残念ながらメールにすらアクセスできなかった.メールだけでも送受信できないかと,Outlook Connectorを使用せず,Outlook上にOffice Liveメールのアカウントをhttpメール(Hotmailアカウント)として追加しアクセスしたが,結果は同じだった.

 疑問に思い,Office Liveメンバセンター内のリンク「電子メールを使用する (英語) 」をクリックし,ドキュメントを読んでみた.すると,「Access Office Live Mail in Outlook 」の項目に,次の記述があった.

This feature is only available to Microsoft Office Live Essentials subscription holders.

つまり有料サービスの一部の機能だったわけだ.残念.



★参考ページ:

 


無償でオリジナルドメイン名!Office Live Basics日本語版ベータ開始

2006-12-05 05:36:09 | ネットワーク技術

 Webページを公開している一般ユーザならば誰でも,自分のページアドレスは自分の好きな文字列にしてみたいと思うことだろう.また一般的なメールユーザーならば,やはり自分のメールアドレスのすべてを,完全オリジナルなアドレスにしたいと思うに違いない.

 なぜならばたいていの場合,無償提供されるページアドレスやメールアドレスには,プロバイダが固定的に指定している部分があり,自由に付けられるのは,アドレスの一部だけだからだ.

  もちろん有償ならば,それらを実現するのは容易い.有償でドメイン名とレンタルサーバを確保すればよいだけだ.しかし個人的な趣味のWebページや,非常に小規模な事業の場合,アドレスのためだけに,料金を毎月払うのはもったいないと思う方も多いことだろう.

  MSが開始した小企業向け無償レンタルサーバ「Office Live Basics」は,様々な制限はあるものの,無償でオリジナルのドメイン名取得し,そのドメイン名を使ったWebページ・スペース(500MB)とメール(25個まで)が使用出来る.つまり,Webページとメールのアドレスを,ほぼ自由に設定できるのだ(注:但しトップレベルドメインは,.com, .net, .orgのいづれか.また既に取得されているドメイン名は,当然使用不可)

 上記のBasicsの制限の中で,特に注意したいところは,

  •  ホームページビルダーなどのソフトは使用出来ない.但し,ブラウザ上で動くWebページ作成ツールが提供される.
  • 無償ではあるが,ユーザー登録時にクレジットカード番号の登録が必要.
  • ビジネス向けのために,登録したドメイン所有者情報(Whiois情報)が,一般公開される

といったところだ.

 WaterMindでは,さっそくユーザ登録を行い,無償でドメイン名「watermind.org」を確保し,現在サービス評価を行っている.なお「Office Live Basics」のスクリーンショットとそれに対するコメントを,下記ページで公開しているので,これからユーザ登録しようと考えている方は,参考にしていただきたい.