WaterMind PC Blog

PCとネットワークに関するニュースコラム.

PHSはケイタイを超える?

2004-11-29 08:09:33 | PHS
ITMediaの記事,「3GよりPHSのほうが高速?」は,私のような根っからのPHSファンにとっては,ひさびさに気分を晴らしてくれるニュースだろう.

 ご存じの通り,携帯電話に押されて,PHSは絶滅の寸前のピンチにある.特にDocomoについては,すでに新機種も投入されず,PHSユーザの「自然死」を待っている状態に見える.しかし,都市部では,PHSによる音声通話に関してそれほど不便さは感じない.建物の奥に入れば,DocomoのPHSについては,(アンテナが設置されていなければ)通信できなくなる場合が多いが,ある意味では自動マナーモードとも言える.ちなみに私の自宅内は,全く問題ない.またDDIポケットについて言えば,Docomoでは圏外となる建物の奥でも,アンテナが数本立ち,通話が可能な場合が多い.ちなみに私は現在,Docomo(641Sf)とKDDIポケット(AH-K3001V)のPHSをそれぞれ1台ずつ音声&データ端末として使用しており,携帯電話は使っていない.

 PHS,というより,マイクロセル方式の利点は,PHSがスタートした当初から喧伝されていたものだが,ユビキタス時代に入り,再びこの方式が脚光を浴びることになるのだろうか?

 ところで鷹山は,どうなったの? 

PC用750W電源

2004-11-25 23:50:45 | 自作PC
 電源はPCの大黒柱のようなもので,これが安定していなければ,PCの動作は安定しない.特に最近のVGAカードやCPUは電力を大量消費.EPS電源がATX電源に変わって,主力になろうとしているのも,それを物語っている.そしてついに登場したのが,PC用電源の横綱,定格750W電源(最大出力950W)の登場だ.

 この電源もEPS12V電源で,マザーボードと接続するメインコネクタは24ピン.しかし,ATX用に20ピンへの変換コネクタが付属する.またファンコントローラも搭載し,ファンの回転数を変化させ,静音化をはかっている.

 これだけ大容量だと安心できるかもしれないが,気になるのは,熱に化ける無駄な電力.私の記憶では,電源出力が大きければ大きいほど,無駄な電力が消費され,熱に化けるはず.ちょっとした暖房器具として使用すれば,無駄とは言えなくなるのだが…

 これからのPCは,やはり24時間付けっぱなしにしても,気にならない消費電力を目指して欲しいと思う.24時間付けっぱなしがOKならば,一般的な家庭におけるPC使用者にとっても,PCの使い方が変わってくると思う.自作PCの世界では,「水冷」や「静音」がブームだが,PentiumM の普及に伴って,「省電力」ブームが起こっても良いような気もするな.

Nero CD-DVD Speedのエラー値が極端に大きい理由

2004-11-24 09:00:20 | DVD
 前々から不思議に思っていたのだが,私が,Nero CD-DVD Speed で測定したDVDメディアエラーの結果が,他の測定ソフトの結果よりも極端にでかい.これは一体なぜなのか?

 そこであちらこちらインターネットを飛び回って情報を集めたのだが,結局 CDFreaks.com のフォーラムの中に,Nero CD-DVD Speed の作者による,この疑問に対する回答を発見することが出来た.

 簡単に言えば,結果表示されていたのはエラー数ではなくエラーバイト数で,しかも通常のエラー計測に使用される8ECCブロックの合計値ではなく,32ECCブロックの合計値を用いていたために,極端に大きな数字になっていたというわけだ.

 詳細については,WaterMind DVD Media Checkを見てネ!

Nero CD-DVD Speed 3.55

2004-11-23 09:08:17 | DVD
今月19日,メディアのエラー計測やドライブ性能をチェックできる定番フリーソフト,Nero CD-DVD Speed がバージョンアップし,バージョン3.55となった.今回は
  • メディア品質テスト:Asus DVDレコーダのサポート追加
  • プレステDVDと互換性がなかった問題を修復
  • わずかばかりの改良とバグ退治
とのこと.

Pioneer系DVD±R/RWドライブでエラー計測が可能に

2004-11-22 04:51:11 | DVD
 またDVDメディアのエラー計測ネタで恐縮だが,ついにPioneer系のDVD±R/RWドライブでエラー計測が可能となった.このエラー計測ソフトは,フリーソフト(広告付き)のDVDInfo Pro Version 3.47.計測可能なのは,PIE(8ECC)とPO(8ECC).jitterは計測できない.現在,Pioneer系ドライブによるエラー計測部はアルファバージョンのため,計測値はあまり信用しない方がいいだろう.

 対応したPioneer系ドライブは,DVR-103, DVR-104, DVR-105, DVR-106, DVR-107, DVR-108, DVR-A03, DVR-A04, DVR-A05, DVR-A06, DVR-A07, DVR-A08 となっており,今まで発売されてきたほとんどのPioneer系ドライブが含まれる.

 これまでのDVDメディアのエラー計測は,主にLite-onPlextorBenQなどのドライブに限られてきたが,今回のこの機能が完成すれば,エラー計測ファン(?)が一挙に増加するかもしれない.参考までに,Pioneer DVR-108でエラー計測したMaxell(4倍速)メディアの結果を画像として貼っておく.他のエラー計測ソフトとの比較等の詳細は,WaterMind DVD Media Check に掲載する予定.

Sleipnirの作者宅にドロボー,ソース消える

2004-11-19 10:41:44 | ソフト
著名なフリーのタブブラウザ Sleipnir 作者宅にドロボーが入り,家財道具をすべて盗まれた上に,預金も引き出されてしまった.その上ソースコードの入っていたマシンも盗まれ,コードのバックアップしたマシンも同じく盗まれてしまったために,ソフト開発が継続不能となった模様.

以下リンク集.

タブブラウザ「Sleipnir」が開発中止の可能性
Sleipnir作者、開発マシンが盗難に遭う
作者のPC盗難でSleipnir開発停止
sleipnir死亡
窓の社:Sleipnir

DVDメディアのエラー測定は一段落

2004-11-18 10:10:37 | DVD
 手元にある,記録済みのDVDメディアのエラー計測は,ほぼ終わった.かなり以前に焼いたDVDメディアも計測したのだが,いろんなブランドのメディアが出土された.DVD±R/RWドライブを初めて購入した時期だけに,DVDメディアのことがさっぱりわからず,当時は様々なブランドに手を出していたためだ.

 その中には,今なら買うはずもない「消える魔球」SuperX(PRINCO)もあった.Princoは当時のWebページ上で,Pioneerドライブが推奨されていた上に,たいへん安かったので数枚買っていた.ちなみに当時のSuperXには,「DVR-106で焼く場合は,ファームを更新するように」と,わざわざ注意書きがしてあった.そして,焼きから1年後の結果は,WaterMind DVD Media Checkを見てもらえばわかるとおり,散々たる有様だ.

 DVDメディアは,ビデオテープと違い,「メディアの品質が悪ければ,記録が消失する」と言うことを消費者は肝に銘じておかねばならない.メディア購入に関しては,単に価格だけで判断するのではなく,メディアに関する情報を集めて,慎重に選ぶべきだ.しっかり記録残したかったら,国産製のDVD-RAMか,太陽誘電またはMaxellのDVD-Rメディアを購入するべしと言うのが,現時点での「一般常識」と言えるだろう.

参考リンク:格安ディスクはエラー頻発の場合もあるので要注意

AOPEN DVD1648AAP PROの不思議

2004-11-16 23:22:50 | DVD
現在,手持ちのDVDメディアのエラー計測を,AOPEN DVD1648AAP PROを使用して行っている.結果はすべて,WaterMind DVD Media Check に掲載しているのでご参考に.

やはりメディアによっては,Nero CD-DVD Speedが固まってしまう.某BBSでは,IDEバスをロックしてしまうためと聞いているが,定かではない.傾向としては,やはり,エラーの多い品質の悪いメディアでハングしやすいが,品質がよくてもハングすることもある.しかもハング後は,再起動にものすごく時間がかかり,リセットボタンを押す必要があるため,作業は全くはかどらない.ハングの原因がよくわからないため,現状では仕方がないと思う.

またおもしろいことにも気づいた.なぜかこのドライブでは,DVD-RメディアのIDを取得することが出来ない.ところが,DVD+Rメディアについては,IDが取得できることがわかった.こうなると,このドライブのファームはかなり怪しいと考えるべきかもしれない.

AOPEN DVD1648AAP PRO をWin98PCへ移動

2004-11-16 05:17:41 | PCメンテ
相変わらず,ABIT VH6AOPEN DVD1648AAP PRONero CD-DVD Speedの組み合わせによる計測で,Neroが固まる現象が見られるため,とりあえず,別のサブPCであるNECのWin98PCにドライブを移動してみた.

このWin98PCは,今や懐かしいCPU K6-2-500Mhz&チップセットSiS530のマイクロタワーだ.さっそく取り付けて,Neroをインストール.念のためにNeroのASPIドライバも入れておいた.

さあ,ディスク品質テストをやってみるかと,クリックしたところ,ドカーン!

なんとブルースクリーンで死んでしまった.原因は不明…

NeroのBug?それともドライブのファームが熟成されていないのか?

ということで,すべてを元に戻して,振り出しに戻った.

本日もお疲れさん…

ABIT VH6のEIDEの転送モード

2004-11-15 07:09:02 | DVD
昨日の調査で,私のサブPCであるABIT VH6のEIDEの転送モードが異常であることがわかった.BIOS(Rev.J7=最新)は,HDDを両方ともUDMA66(mode-4),光学ドライブは両方ともUDMA33(mode-2)で転送すると表示している.ところが,XPSP2は,HDDを両方ともUDMA mode-3,光学ドライブをUDMA mode-1で転送している.これはなぜなのか?

チップセットとドライブのそれぞれの能力を,XPSP2は当然知っているはずだ.EIDE上で転送エラーが異常に多いので,転送速度を下げているか,それともなんらかのチップセットの不具合をXPSP2が知っていて,それを回避しているのか?

このマシンは,もともと私のモノではなく,他人から譲り受けた自作マシンで,あまりチューンナップした記憶がない.そこで,試しに,チップセットメーカーのVIAのサイトから,IDEのドライバ(Version3.20b)を落として,インストールしてみた.

このドライバには,ユーティリティが付属しており,通知領域に常駐し,現在の転送モードを表示することができる.また,それぞれのドライブの転送モードを変更することも可能である.

さっそく,それぞれのドライブの転送モードをUDMA66とUDMA33に変更し,セーブし,コミットした.そして再起動へ.

再起動後,動作モードを調べたが,ガッカリ.変化はなかった.何度やっても結果は同じだった.
「まあ,ドライバが新しくなったから,よしとするか」と気を取り直し,再び,DVDメディアのエラー計測を行おうとしたところ,ナント,計測ソフトのNero CD-DVD Speedがエラーを吐いて,動こうとしない.どうやら,IDEドライバとの相性問題のようだ.

そこで,やむを得ず,VIAのドライバとユーティリティをあきらめ,アンインストールし,元に戻した.

お疲れさん…

DVDメディアエラー計測用ドライブ AOPEN DVD1648AAP PRO 購入

2004-11-14 09:40:23 | DVD
土曜日にコンプマート静岡店にて,DVD1648AAP PRO を,3,980で購入.先日は,このドライブをDVD1648AAP/Bulkと紹介したが,それは間違いだったので,ここで訂正させて頂く.ゴメンネ<>

ちなみにProの方は,イジェクトボタンしかなく,ヘッドフォンのジャックやボリュームなどはない.ではどこがPro(上位機種)なのかだが,正直よくわからない.Proの方が,フロントベゼルがシンプルで,最近はやりの,PCケースのフロントパネルに組み込まれた,光学ドライブ用のフロントベゼルにはぴったしという気はする.ちなみにDVD1648AAP/Bulkは,ファームが1.07まで更新されているが,Proは発売されたばかりのようで,1.00が最新ファーム.

このドライブには,DVD-Video再生ソフトとしてPowerDVD5,ミリネジ4本,オーディオケーブル1本が添付されていた.説明書類は一切無い.

さっそくサブPCに取り付けて,計測ソフトを実行.KProbe2DVDInfo Proはだめだったので,Nero CD-DVD Speedを使用.

最大読込速度の16倍速(22.0MB/s)でチェックを行おうとしたが,ナント!,Neroが途中で固まってしまう.マスターとスレーブを入れ替えたりしたのだが,結果は同じ.そこでもう一度PCを開いて,中を覗いてみて気がついた.「このフラットケーブル,古い40芯じゃん」

デバイスマネジャでチェックしてみると,ドライブはUDMA mode-1(25Mbytes/s)で作動していた.

「アレ?確かUDMA33とBIOSでは表示されたいのになぁ」

さらに調べたところ,HDDもUDMA mode-3(44.4Mbytes/s) で動いている.サブパソコンは,古いマザーであるABIT VH6で,UDMA66 まで対応している.もちろん,HDD側は80芯のフラットケーブルを使用.

なぜ,UDMA33やUDMA66で動かないのか,結局,原因不明.

まあ,UDMA mode-1でも,これだけの速度があれば,計測には十分なようにも思えるが、よく考えてみると,他のトラフィックもあるだろうし,実際には、ムリなのかもしれない.

ということで,速度を4倍速まで落とし,IDEに負荷をかけないようにしたところ,計測を完走できた\(^O^)/

計測対象は,この前に試し焼きしたRitekのDVD-R(4X)シュリンクバルク50枚(ID:RITEKG04,ロット:K3)の1番上の1枚だ.

結果は画像でどうぞ.ドライブの特性なのか,なんとなくエラーが多すぎるような気もするので,参考までに.

P.S.:
その後,時々Neroが固まることがあるため,某BBSで小耳に挟んだ「UDMA33以下でも,フラットケーブルを80芯にした方がよい」と言う言葉を信じて,ケーブルを交換した.しかし,現象は変わらず.NeroのBUGかな?それともマザーの異常か?

LITE-ON XJ-HD166S→AOPEN DVD1648AAP/Bulk

2004-11-12 23:21:33 | DVD
結局,仕事でも使うだろうからと,自分を言い聞かせて,ドスパラ静岡店へ直行.LITE-ON XJ-HD166Sを購入しようとしたのだが,何と売り切れ!

すぐにお隣にあるコンプマート静岡店へ,バルクドライブを漁ってみた.すると,AOPENのDVD-ROMドライブを発見.型番はDVD1648AAP/Bulkと言うもの.メディアのエラー計測ソフトに対応しているかどうか,その場ではわからなかったので,買わずに,AH-K3001Vのカメラで型番と値段の書かれたPOPを撮っておいた.

帰宅後このドライブについて調べてみると,計測ソフトの一つであるNero CD-DVD Speedに対応していることがわかった.しかも,LITE-ON XJ-HD166Sにはできない,ジッタ計測まで出来る\(^O^)/

値段もLITE-ONと同じ 3,980円.これぞ不幸中の幸いか?

ただ以前,AOPENのバルクのCD-ROMドライブを使った時,すぐに壊れてしまったのが,気がかりではあるが…

今時,DVDROMドライブを購入する?

2004-11-12 00:02:29 | DVD
RiTEKのシュリンクバルクDVD-Rメディアの焼きは,昨日からやっていない.某BBSのメディアのエラー計測スレでは,RiTEKの評価はまっぷたつに分かれているような感じ.一方では「かつてよりも品質がガタ落ちした」,もう一方では「国産並みの品質を持つメディア」と言う風に.確かに,昨日はきれいに焼けていたが,シュリンクバルクだけに気になる.購入したK3ロットについては,ドライブとの相性のためかもしれないが,計測結果も人によってまちまちのようだ.

というわけで,自分もメディアのエラーを計測したくなったのだが,我が家の2台のDVD-Rドライブは,エラー計測に非対応のパイオニア.そうかといって,新たにDVD-Rドライブを購入するのも,もったいない.そこで候補に上がったのが,LITE-ON XJ-HD166S というDVD-ROMドライブだ.私の住んでいる静岡市では,ドスパラ静岡店で税込み3,980円で購入できる.しかし,今時DVD-ROMドライブを購入するべきか?ちょっと奮発して,プレクのエラー計測ツール付きDVD-Rドライブを購入すべきではないか?

貧乏人の悩みはつきない.

RitekのDVD-Rメディア購入

2004-11-10 23:02:05 | DVD
友人のお誘いがあり,Ritek のDVD-R(4X)シュリンクバルク50枚(ID:RITEKG04,ロット:K3)を共同購入した.

私は,DVD-Rメディアについては,YAMADA電器(台湾三菱=MCC)の20枚スピンドル(ID:MCC01RG20)を主に購入してきたが,それが売ってないときは,Ritek のスリムケース入り5枚パック,10枚パックを選択している.

ちなみにドライブはパイオニアのDVR-108を,ファーム1.14で使用している.焼きソフトは,RecordNow!7.21.

さっそく,このRitekを焼いてみたが,ものの見事にきれいに焼けた.ベリファイも問題なし.「シュリンクは品質に問題あり」と某BBSで聞いていたが,今のところはいい感じだ.DVDメディア検証室サイト「しあにんなお昼ごはん」での,耐光実験では,国産以上にRitekが強いという結果が出つつあり,これで送料込みの単価が1枚65円ぐらいなら,正解だったと言えるだろう.

秋になっても…

2004-11-09 23:13:35 | PCメンテ
暖かい日が続いてはいるが,さすがにもう秋といって良いはずだ.にもかかわらず,昨日メンテしたDELLデスクトップ(Dimension C)のハードディスク温度は,44℃もあった.ケースに無理矢理,PCIスロットに付けるシステムクーラーを追加したにもかかわらずである.もちろん前面のFDDドライブベイのフタは取り外してある.…最新型のDimension Cには,エアーインテークが設けられたようだが