猿八座 渡部八太夫

古説経・古浄瑠璃の世界

猿八座 フランス公演九日間の旅

2016年10月13日 21時56分04秒 | お知らせ
リヨンの二日間は在リヨン領事事務所、オペラ座の皆々様に、パリでの四日間は世界文化会館、ロマネスサーカスの皆々様方に大変お世話になり、又、全公演を通して千田悦子さんにサポートをして戴きました。無事に公演を終えられたのも、皆様のおかげです。ありがとうございました。

リヨン公演の「信太妻」小さな子供達が真剣に観てくれました。狩人が自分の罠に掛かって、歓声が上がりました。

パリ公演の「源氏烏帽子折」ブローニュの森のテントには、やはり魔物がいました。(お祈りしたんですが・・・)盛長の立ち回りが最高潮に達する場面で、呂律があやしくなり言葉が途切れました。意識はあるのですが金縛りにあった感じ。写真はその瞬間。師匠の付けがタタンと鳴って、我に返りました。すごく長い時間、空白だった様に感じていましたが、ビデオで見ると一瞬でした。何か妙なうめき声を上げています。物の怪がとりついた様です。

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