Diary

渡辺家のファミリー日記です。

ゲド戦記 *試写会*

2006年07月10日 09時31分09秒 | 映画
今月29日公開のジブリ新作『ゲド戦記』、試写会を見てきました。
原作は5巻+外伝1巻の6巻で、今回のジブリ作品は原作の3巻を中心としたオリジナル・ストーリーとのこと。
原作を全く知らず、真っ白なままで見ました。背景・世界観が何もないと、やっぱりわかりづらいかな・・・という感想です。

どうしてアレンが父を殺さなければならなかったのか・・・、
作品の起点になるこの件について、上映作品の中では何の説明もありません。
そんなアレンを、マントを買い与えて身なりを隠してまでして何故ゲドが同行させたのか・・・
この辺りはきっと原作1巻、ゲドの若い日の物語を読めばわかるのでしょうが。
またゲドが心を許している女性「テナー」、私は今回彼女に一番惹かれましたが、彼女についてもいろいろいきさつがあるよう。
(原作2巻あたり?---とりあえず読んでみたくなりました。)

なんだかまた踊らされてるみたい~?
でも、外伝を入れて6巻で出来てる物語の一部分だけを切り取って見せられたら、やっぱり気になりますよね。
映画では一応のエンディングが出るけれど、正気に戻った、父が立派な人間だとよくわかっているアレンは、
この後生涯父を殺してしまった事実を背負って生きていけるのだろうか?とか、
罪をつぐなうために国へ帰ると戻って行ったけれど、たとえ王子でも王を殺した者を民は迎え入れてくれるのだろうか?とか、
アレンの今後が心配で心配で・・・という母の心境です。

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