今日は高校3年の娘の、進路についての三者面談。(これは本当)
なので、お仕事はお休みをいただいたのでビロビジャンのライブへ行ってきました。
ビロビジャンについてはコチラ→
http://birobidzhan.friendhp.com/
ハンマーダルシマーの健さんが大学時代のサークルの先輩です。
数十年ぶりにお会い出来ました♪
ビロビジャンは、ユダヤ民族の伝統音楽“クレツマー”を中心に演奏しているバンドです。
“クレツマー”は全く知らないのですが、失恋の歌でも悲惨な戦争の歌でも陽気な2ビートのリズムで
明るく演奏してしまうブルーグラスと違って、メロディーがどれも切なくて哀愁がただよう曲ばかりでした。
ブルーグラスのフィドル・チューン『エルサレム・リッジ』も“クレツマー”風に演奏、
こんなに表情がある曲だったんだ----とあらためて感じるところがありました。
ビロビジャンって、ロシア極東にあるユダヤ自治州の都市の名前だそうです。
明るい陽をいっぱい浴びて青々と生い茂るアメリカ・ケンタッキー州の緑の芝と
ロシア極東ですからね、寒い土地柄と針葉樹----そんな違いもあるんでしょうかね。。。
ハンマーダルシマーとクラリネットのデュオですが、昨夜はゲストも参加。
イリアンパイプス、初めて見ました。(パイプがいっぱいついたバグパイプはテレビ等で見かけるけれど)
肘に“ふいご”を抱えて空気をプカプカと送り込みながらダブルリードを仕込んであるというパイプで演奏します。
珍しい楽器にも驚いたのですが、演奏されているのがうちの子達とたいして年が違わないようなとても若くて愛らしいお嬢さん~
イリアンパイプス界の将来は明るいですね、きっと。
打楽器パウロンを加えた4人の演奏、とっても素敵でした♪
楽器と本に囲まれた健さん
健さんのハンマー・ダルシマー
健さん曰く、「これからの暑い季節にぴったりの納涼アイテム」
ライブが行われた『古書ほうろう』はその名の通り“古本屋さん”
飲み物持込みOKとのことで持ち込んだお酒がこぼれてしまったので、店内を濡らさないよう早々に引き揚げました。
サインをもらい損ねてしまって残念~