感想:劇場編集版 かくしごと

2021-07-25 10:47:17 | 劇場アニメ




一年半ぶりに映画館へ行ってきました!!

鬼滅もエヴァも観てないが、俺にとってこのアニメは外せねえんだよ!!!



TV版も素晴らしい内容だったが、
その直後に発売された原作の最終巻に組み込まれたとんでもないトリックの衝撃。
さすが久米田!!! アニメ化すら自分の作品に最大限利用するあざとさ!!




さて。
劇場総集編ということで、そのラストも含めた部分をしっかりアニメ化。



映画館へ行くのが久しぶりだったので、
仕事で疲れているときは直前にコーヒーを飲まないと
眠ってしまうということを忘れてた。序盤で爆睡。

まあ総集編ということで前半はおそらくTV版のダイジェストだったのだろうから
そっちで眠ってしまったぶん、後半はしっかり覚醒。

単行本各巻で追加されているカラーページのシリアス話を
きっちりまとめあげていて嬉しかった。

しかし、前半眠っておいて言うのもなんだけれど、
わざわざあらためて観に行く必要あるかなーという感じのダイジェスト。
それでももう一度観る機会が得られたと思えば十分ありがたかった。



そんなわけで今さら特に書く部分もないのだけれど、
この作品の凄さを今一度味わうことができて良かった。

ギャグ漫画で容赦なくストーリーの伏線を埋め込む巧みさ。
もちろんギャグ部分が面白いからこそストーリーが引き立つわけで。




何より素晴らしいのが姫というキャラ。

困った父親に対する聞き分けの良い娘。
それでいて天然かつ猪突猛進。
困り顔を強調するために太くデザインされた眉。

親子愛がテーマであるこの作品において
どのように話を動かすかというメインパーツとして完璧。
ベテランのストーリーの組み立て方は本当に畏れ多い!!

そして。
求められているものを過不足なく演じ切るという
高橋李依は本当にすごい声優だな…。



というわけで、この作品は個人的には久米田の最高傑作だと思ってる。
新作の発表はまだか!!



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