感想:劇場版 Steins;Gate 負荷領域のデジャヴ

2013-05-29 23:06:38 | 劇場アニメ




劇場版 Steins;Gate 負荷領域のデジャヴを観てきました!!

そもそも原作のゲームを未プレイなのだけれど、
TV版の華麗なストーリー展開には心躍るほど魅せられた。


内容はTV版の1年後の世界。
今回の劇場版は世界線の歪みに巻き込まれた岡部を
紅莉栖が救う側になり、時空を渡り歩く。


メインの話に入るまでの展開が結構ダラダラしていたのと
いざメインに入ってからはモノローグと心象風景が多すぎて
途中で眠くなってしまった…。

TV版の設定とストーリーをそのまま持ってきていて、
かつそれらに対する説明も少ないので
TV版を観てないには優しくないし、観た人にはサプライズがないので
劇場版の脚本って難しいのだなぁと思う。

ひたすら紅莉栖萌えって人には素晴らしい映画なのだけれど
残念ながら俺はまゆり派なんだよ!!!

せっかくだから完全なパラレルストーリーにしてくれれば
最後までワクワクしながら観れたんじゃないかと思うのだけれどね。
今回は内容的に消化不良すぎたので
もう1作くらい劇場版を作ってくれんかなー。

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感想:劇場版花咲くいろは HOME SWEET HOME

2013-05-26 20:10:00 | 劇場アニメ
劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOMEを観てきました!!

ぼんぼり祭りに出かけたほどお気に入りだった作品。

TV版の中盤あたりで描かれなかった隠れエピソードに
緒花の母・皐月の若い頃(超可愛い!)の話を交えた番外編。
作画のクオリティが原画レベルで違っていて感動した。


上映は70分で大きな展開こそなかったものの、
レギュラーキャラ一人ひとりに見せ場を用意したのが最高。

特に素晴らしかったキャラ。
掃除も料理もまるでダメな結奈が旅館の停電を華麗なアイデアで切り抜ける、
女将としての才覚を見せたシーン。
内容としてはベタだけれど、涙腺へのジャブ連打を受けたあとだったので
ものすごく琴線に触れた。

場面場面が綺麗につながっているのも見事な脚本。
お風呂シーンの多さも実にわかってもらえていて嬉しい。
久しぶりに「ホビロン」も聞けて大満足。

nano.RIPEのポジティブな歌声が
エンディングにがっちりハマっていて
とても気持ちよく席を立てた。


あと特典でもらった色紙サイズのステッカー(ランダム封入)





緒花ゲット!!

この作品のキャラはみんな同じくらい好きなのだけれど
主役が当たるのはやはり嬉しい!!



いやー、時間さえあればあと2回は観にいきたいわー。
気張らず観れる良作なので、TV版が好きだった人には是非オススメ。
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2013Q2中盤

2013-05-17 00:20:39 | アニメ特撮


2週間ぶりにようやく休みがとれたので
15時間ぶっ続けのアニメマラソンでなんとか追いついた。


過去の感想はこちら



俺の妹がこんなに可愛いわけがない
B 79

ベタだけど強力なシナリオは今回も抜かりなし!
若者の好きなメタギャグも豊富で自信満々だな!
後半でどのように内容を詰め込んでくるかがものすごく気になる。


百花繚乱 サムライブライド
C 65

中盤から作画の質が上がるのは予想外だった。おっぱい描写も良くなってきてる。
問題は中身がまったく意味不明のエロアニメになっていることだな…。
前期ってこんなにくだらない内容だったっけ…。


這いよれ!ニャル子さんW
C+ 71

可愛さとカオスさの一体感は今期も健在。
声優の演技も相変わらず堂に入ってて安心できるレベル。
パロディの元ネタがおっさん向けすぎて困るw


とある科学の超電磁砲S
B+ 90

話がおもしろいうえにキャラ立ても見事なので脳内麻薬でまくり。
派手さを前面に出しながらも細かい心理描写に気を配ってるんだよなぁ。
ただ、前シリーズと比較するとところどころの作画に若干の不満が。


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
C 61

主人公が全然前向きじゃなかったね…。
超ネガティブの上から目線で観てて気分悪りぃーわ。
でもリア充への劣等感を軸に展開するストーリーが意外に面白いかも。


フォトカノ
D+ 57

ラブコメでもなしエロでもなし部活動モノでもなし。全てが中途半端でクソ寒い。
脅迫してエロ写真を撮ったりラッキースケベで惚れられたり、主人公最低。
作画は納得できるレベルに達したので、仕切りなおしの別ルートに期待。


進撃の巨人
B+ 84

うむいい出来だ。ガチで燃える。無駄のない作画と脚本は大好きです。
原作者が表現したいものを全て拾って生まれ変わらせる技術が見事。
このクオリティのアクションシーンをどこまで維持できるかが今後の肝になるな。


波打際のむろみさん
C 66

何も考えずに観れるのがありがたい。
とはいえ、テンポもギャグのキレもなかなか鋭くてあなどれない。
15分の放送だからダレないのかな。


翠星のガルガンティア
B 77

"ほのぼのオーバーテクノロジー"とは、また粋なネタを持ってきたもんだ。
エロ漫画は門外漢だけど、女の子のキャラデザ、生き生きしてていいね!
無理に広げすぎないからこそ、世界観を丁寧に描写できていて気持ちいい。


RDG レッドデータガール
C 62

心理描写やキャラ設定、はてはバトルに至るまで
この作品のターゲットは徹底して女性だったんだなー。
女性の下着売り場に迷い込んだような気まずさだ…。でも最後まで観る。


惡の華
B 81

いやこれ凄いわw 緊迫感の描写が神すぎて胃が痛い。
原作未読だから先入観ナシで観れたのも大きいのかな。
出オチだと思ってたED曲が回を追うごとに深くなっていく!!


変態王子と笑わない猫
C+ 75

せっかくの明るいコメディなので無駄に重くして欲しくないな。
まあそれも今後の展開次第で、内容カラッポよりはずっといい。
萌え純度の高さは他を圧倒して今期トップ。


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感想:虚の少女

2013-05-03 01:05:53 | ゲーム(その他)
今日のエロゲ





発売日に買ったので新作として紹介しようと思ったのに
3ヶ月経ってしまった。

前作『殻の少女』から4年半ぶりの続編。
同じく「カラノショウジョ」と読む。まぎらわしいっつーの。

内容は前作と同じサイコサスペンス。
色々な面で他のエロゲとは一線を画している固有性が
このメーカーの魅力なのです。


というわけで、前作と比較しながらの感想。
未プレイの人はそっちから先に遊んでください。面白いので。


★設定・シナリオ

前作から2年後。終戦から10年を経た新宿が舞台。
途中で十数年前に富山県の寒村で起こった事件の回想と入れ替わる。

ストーリーは人間関係が軸となっていて、50人以上の登場人物のうち
意外なキャラが意外な役回りを…、という繋がりが徐々に明らかになっていくのが
非常に面白い。話が進むごとに相関図も自動で作成されていくのでニヤニヤできる。

ちなみに、肝心の事件の真相はあまり面白くなかったです。ネタバレ拒否。

あと、回想が何故「十数年前」と曖昧なのかを考えると
内容的には明らかに15年程度でも
セクロスするキャラが18歳以上じゃなきゃいけない決まりだからだろうね…。


★グラフィック

相変わらず素晴らしい。
一目見ればすぐハマる唯一無二の繊細なタッチこそが
このブランド最大の強み。大好きです。

ところで。
前作の殺害描写と死体グラのグロさはいまだに語り草なのだけれど
今回は少し抑え目。効果音をoffにして、やばそうな文章はクリック連打で
心臓が弱い人でも十分遊べる。


★キャラクター

どのキャラも魅力的で、すぐにすんなり名前と関係性を覚えられる。

ただし。
前作のメインヒロインである冬子はミステリアスな魅力で
全編を引っ張ってくれたのだけれど、今作のメインである雪子は内気キャラ。
比べてしまうとどうしても…というのが素直な感想。


★システム

アドベンチャーゲームとしての理不尽さ。
どこでフラグが立ったのかがわかりづらい。
特に新宿のマップから捜査する場所をワンチャンスで選ぶ場面。
ほとんどヒントもなく、シナリオが長いのでロードしてやり直すだけでも大変。

前作は「ステージ制」とも言える、
特定場面までにフラグを立てて推理シーンで正解すれば先へ進める、という
繰り返し頑張ればなんとかなる仕様が攻略意欲を沸かせてくれたのだけれど。

今回はマジでダメ。
前述の長い回想シーンを挟まれてはスキップ機能を使っても繰り返しプレイが苦痛。
完全に攻略サイトのお世話になってしまった。


■まとめ

モダンで瀟洒な昭和中期の描写を徹底しながらも
エロゲ的なボケツッコミも結構な割合で用意されているので
気張らずに読み進めることができる。

設定・グラフィック・音楽のトータルバランスで
雰囲気ゲーとしては非常に高レベル。
推理ゲーと気張るととんでもない肩透かしだけれど、
紙芝居としてはオススメできる逸品。
3部作として次作で完結らしいので全力で待機中!!!

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