2019冬アニメ感想 中盤

2019-02-28 07:55:24 | アニメ特撮


ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(2クール目)
B 79

味方のカッコよさだけじゃなく敵もカッコいいから
バトル展開の繰り返しでも飽きないんだよなー。
まあ味方にヒーラーがいるのはズルいとは思うがw
キング・クリムゾンがアニメだとどんな演出になるかが楽しみ。


賭ケグルイXX
C+ 71

これだけたくさんのギャンブルをやってことごとくつまらんって逆にすごいw
それでもアニメとしての演出が大好きだ。
キャラの濃さに合わせるような背景の濃厚さも見応えがあっていい。


えんどろ~!
C+ 70

ひたすらポジティブな展開に全振りしてて快感。
ストレスを感じたくないときにピッタリなアニメ。
なもり絵の魔力も強い。新キャラの姫かわいい。


約束のネバーランド
B 76

1話ごとのサスペンスがたまらん。
内容もギリギリ複雑すぎないバランスでアニメ向き。
それぞれのキャラ付けもバッチリで流石。
先が気になって漫喫の棚で手を伸ばしそうになるのを必死で耐えてるw


エガオノダイカ
C 66

面白いけど延々と暗い話を見せられてつらいわ。
リリィの可愛さだけでもってるアニメ。
鬱アニメはいいけどせめて希望をエサにしないと気力が持たんよ。


かぐや様は告らせたい
B 79

いつの間にかめっちゃ引き込まれてしまった…。
かぐやも素晴らしいキャラだが藤原書記が無敵すぎる。
小原好美ってやっぱりすごい声優なんだな。
「あそびあそばせ」もそうだったけど男性器を連呼させられる宿命なのか…。


魔法少女特殊戦あすか
C 62

特定の嗜好の人にはたまらないアニメかもしれないが
俺的には死ぬほどどうでもいい。
内容的にもふた昔前のエロゲみたいで今の基準からは相当ズレてる。
なんで虚淵のいいところだけ吸収できなかったんだ…?


上野さんは不器用
C+ 74

各話に登場する道具で起承転結の話を作るのがドラえもんっぽくてナイス。
キャラたちの田中に対するモヤモヤイライラが
ラブコメ成分としても活性化できてて上手いな。
原作の良さをしっかり生かしたスピード感のある変態っぷり。良い。


五等分の花嫁
C+ 70

主人公が努力家なので不快感がなくていいね。
まあモテてしまう説得力としては弱い気がしないでもないがw
初期は不安だった作画もなかなか良くなってきて、
5人それぞれの可愛さの表現が素晴らしい。
五つ子というありそうでなかった設定。「ふたりと5人」の逆パターンだな!(違


私に天使が舞い降りた!
C+ 72

疲労でカラッポの頭に染み込む甘さ!!
EDのデスボイスがたまらなく愛おしい。
原作から思い切って変えたキャラデザも全然あり。


グリムノーツ The Animation
C 60

3話観て終了。
毎回いろんなキャラを見れるのは楽しいけど
「運命の書」の設定がナンセンスすぎて耐えられない。
自分の人生が全部決まってるのに生きるモチベーション沸くか?
開き直ってこの脚本を作ってる人は偉いと思う。


ブギーポップは笑わない
C 64

6話観て終了。
名作なんだろうけど、やっぱり内容がわからん。
ていうか演出のせいでどうしても眠くなる。
人間の重量感を表現する職人芸の作画には惚れ惚れするんだけどなー。


ドメスティックな彼女
C+ 70

なんじゃこの安い昼メロはw
なんで寸止めなんだ! ヤれよ! そこは! 
…とビール片手に叫べるのが楽しいw
原作は20巻以上続いてるのか…。そのおかげか引き伸ばす必要がなくてテンポもいい。


ケムリクサ
B 78

ずっと赤と黒の無機質な背景が退屈!
なんて思ってたところへ新天地が開けるとか
相変わらずバランスのとり方が神すぎる。
中盤になっても積み上がっていく謎とEDのイントロがシンクロして
非常に気持ちよく眠れる。


サークレット・プリンセス
C+ 70

なにげに出来が良くて困る。昔ながらのTBSギャルゲ枠じゃん。
惜しげもなくお風呂シーンもあったりして客寄せが上手い。
あとキャラの塗りがアニメっぽくないけど何かの新技術なのかな…。
元のソシャゲを遊んでみようと思ったがサービス開始前か。
ていうか元のソシャゲって18禁なのか…?


バミューダトライアングル カラフル・パストラーレ
D 45

2話観て終了。
もしかしてこれってミルキィの後釜にしたいのか?
曲がりなりにも大手が地上波でやる内容じゃなくね?
今のアニメ制作がデスマーチなのはわかるが
こっちはプロの仕事が見たくて時間も金も使ってるのよ。

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感想:大逆転裁判2 その1

2019-02-24 13:08:30 | ゲーム(DS)



前作の感想はこちら


switchで123リメイクが出たタイミングでどうかと思うが。

メイドインワリオをきちんと遊びたくて
カバーを全開にすると電源が落ちるという
ご臨終寸前の3DS本体を買い換えました。

ついでにワゴンに入ってたこのゲーム。
そういや大逆転裁判1だけ遊んで放置だったので購入。
中古屋だとまだ高値なんだが、家電屋はゲームの相場がわかってないので助かる。


つーか。
前作のストーリーがイマイチだったので期待してなかったんだが。


第1章で寿沙都が弁護士をやるとか、のっけからめっちゃテンション上がるじゃん!!!

第2章は半年前の回想。今回も夏目漱石の弁護で笑ってしまう。

第3章からようやく本編で、しかもロンドン万博での人体消失トリックという
魅力あふれるスケール。


予想外の展開が多すぎてネタバレを避けると何も書けねえ。



捜査パートがダラダラと長引かなくて面白い!!
モヤモヤしたまま事件を終わらせない!!
ホームズが必要以上にでしゃばってこない!!(でも決めるところは決める!!)

前作で気に入らなかった要素が綺麗に整理されてる。
前作を遊ばないとストーリーのつながりがわからないのが本当に惜しい。



トリックを完全に読み切って、「もらった!!」と思っても
さらに別の証拠が出てきて反論されるとか、
相変わらずのいたちごっこが超楽しい。

ミステリでいえば演繹的な展開は忌避されるべき場合が多いけれど
「逆転」がテーマという前提があるからこそすべて許される。
もちろんストーリーテリングも行き当たりばったりではなく
全て考えられたうえでの伏線を織り込んでいて感服する。

難を言えば、どのキャラも「実は正体が…」というネタが多すぎて
ちょっと疲れてしまった気もするけど、ストーリーが面白いので無問題。


ストーリーがものすごく熱い。
犯罪トリックも面白い。
どのキャラクターも魅力的。
キャラのモーションが超絶愉快。
音楽が泣くほどかっこいい。


非の打ちどころがないやないか!!


プレイ時間が(寝落ち含めて)40時間だったが、
もう一度最初から遊びたい気分だ。

いらないいらないと言われ続けている3DSの立体視だけど、
このゲームでは3Dがあったほうが面白いと思う。

ケチって2DSLLにしたのは失敗だったかもしれんなぁ…。

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感想:週刊少年チャンピオン2019年11号

2019-02-17 09:11:13 | 漫画




過去の感想はこちら

2018年 24号 43号


年4回と言いつついつのまにか前回から7ヶ月。



魔入りました!入間くん 西修

まさかのアニメ化。
結局いまだに単行本を追いかけられてないので
アニメがきっかけでハマれると嬉しい。


あつまれ!ふしぎ研究部 安部真弘

ナイスハーレムw
この漫画は必要以上に笑える要素が入ると逆に不安になるので
この微エロバランスを永久に維持してほしい。


BEASTARS 板垣把留

アニメ化おめでとう!!
アニメはどんな演出でどんな声優になるのか気になるな…。
動物のファッションセンスにこだわりをみせる
女性らしい繊細さが今週のハイライト。


弱虫ペダル 渡辺航

前回の感想から7ヶ月経ってまだほとんど進んでないw
それでも毎週面白いと思える部分があるんだから
週刊の漫画として優秀だよな。
そしてまた回想。せっかく熱いところなのに水差すな!!


ロロッロ! 桜井のりお

相変わらず少年誌のコードに触れそうなネタばかりだw
つーか別冊でやってる「僕の心のヤバイやつ」が面白すぎる。
浦安のパクリ漫画でデビューした作家とは思えないレベルの進化。
休養時は心配だったが、見事にパワーアップしたな。


バキ道 板垣恵介

武蔵はバトルはつまらなくてもキャラとしては面白かったのに
この宿禰のダメっぷりよ。
オリバがあっさり噛ませ犬として負けるとかマジ勘弁してほしい。


ゆうえんち -バキ外伝- 板垣恵介/夢枕獏

豪快なバイオレンスっぷりが初期の刃牙と重なって面白い。
バキキャラよりも餓狼伝キャラが出たときのほうがテンション上がるw
同じ気持ちの人は少なからずいると思う!!


もういっぽん! 村岡ユウ

古本屋をブラブラしてたらこの作者の柔道萌え4コマが売ってた。
こういうのが描けるなら、この漫画も素直にもっと萌えに寄せればいいのに!
…なんて思ってはみたが、徐々にそうなってきてるな。
試合描写やキャラの表情はとてもいいので作品自体が軌道に乗ってきてる!


あっぱれ!浦安鉄筋家族 浜岡賢次

もう秋田書店と縁が切れたと思われる画太郎のネタを
延々続ける意味ってなんだろう…。
プライベートで仲がいいのかもしれんが
度が過ぎるとコバンザメみたいに見えるからやめてほしい。


六道の悪女たち 中村勇志

主人公が少しずつ強くなる描写に痺れる。
「最初からチート」とかいう設定が流行る中、昔ながらの修行ネタ。
ひとつずつ丁寧に描写していけばこんなに面白くなるんだな!


ベルリンは鐘 ヤッホー! ニャロメロン

来週で最終回か。面白くはないがなくなると寂しい。
ガラの悪いリンガベルのネタが好きだったので
それをメインに続けてくれればよかったのになぁー。
webのほうでの連載は続くのかな。そっちも追いかけてみるか。


WORST外伝 グリコ 高橋ヒロシ/鈴木リュータ (初感想)

せっかく始まったが読む気が起きない。
月刊との棲み分けくらいハッキリさせてくれ。
高橋ヒロシ王国を踏みにじるつもりもないので
週刊は週刊の良さを求めてほしい。


謀略のパンツァー 古田朋大 (初感想)

かぐや様パクリ。
読み切りのときより絵は上手くなってるけど
ラッキースケベ漫画をやるにはまだ不足。
まあ絵は今後に期待するとして、
ストーリーで原作者をつけたほうがいいものができると思う。


開田さんの怪談 木々津克久 (読み切り)

宣伝4P漫画。
このシリーズは個人的には好きじゃないんだけど
作者自身は気に入ってるっぽいな。それならいいかw


ハリガネサービスACE 荒達哉 (初感想)

主人公チームの強くてニューゲームっぷりが快感。
チャンピオンだと最初から強いスポーツ漫画ってあまりないからな。
前作全24巻でほとんどスルーしてたメインヒロインを
ここでようやく生かしてきたのも面白い!


足芸少女こむらさん 灰刃ねむみ (初感想)

これって雑誌としては何ポジションなんだ…。
エロ枠にしてはニッチすぎるしラブコメにしては設定がおかしい。
でもマイペースに続けていけばそのうち安定しそう。
絵柄は非常に可愛くてキャッチーだしな。絶賛応援中。


鬼のようなラブコメ いづみかつき

無理にひねらずシンプルなラブコメなのでストレスがなくていい。
唐突なウンコネタとか小学生のような発想を照れずに入れる度胸。
作者自身のピュアさが透けて見えるのが好きだw


魔法少女サイト 佐藤健太郎

相変わらずこの漫画は好きではないが、作者のSASUKE出場は笑ったw
さすが武闘派集団秋田書店。
昔ボディビルのチャンピオンもいたよな…。


TVアニメ創作秘話 宮崎克/野上武志 (初感想)

やはりクリエイトの舞台裏を見るのは本当に面白い。
でも手塚治虫を可愛く描きすぎて気持ち悪いわw
いまだにアニメ関連の給料の低さを手塚治虫のせいにしてるやつがいるが
この作品を読んで考えをあらためてほしい。


ヒマワリ 平川哲弘

きちんと読んでいたわけではないけれど
メンバー入れ替えはさすがに少しショッキングだった。
で、頼むからそろそろアイドルとして活躍する場面を見せて…。
このまま打ち切られそうで切ない。


ジュニオール 灰谷音屋

内容はメチャクチャ漫画っぽいのに実際の試合のようなライブ感。
作者自身が楽しんで描いてるのが伝わってくるな。
嫌な顔のキャラが嫌な性格というストレートさもいいw


かなみちゃんは強がりたい よこよこ (読み切り)

うーん。
読み切りならもう少しインパクトを与えられるものを
持ってきたほうがいいと思うんだけどな…。
なんか作者の趣味丸出しすぎて俺はついていけない。


名作リバイバル【ウダウダやってるヒマはねェ!】 米原秀幸

毎週名作の名シーン1話を載せる。この企画たまらねえな。
今回はウダヒマの伝説回。懐かしくて泣きそうになったが
知らない読者にこの回だけ読ませるのはあまりに酷だ。
それにしてもこの当時から米原はおそろしく絵が上手いな…。


木曜日のフルット 石黒正数

気づかないうちに10周年とは!!
この作者がカラーページを貰うと必ずカラーに関係したネタを描く
几帳面なプロ意識に惚れる。
天国大魔境のこれからの展開も楽しみにしてます!!



~~~今週休載の漫画~~~

吸血鬼すぐ死ぬ 盆ノ木至

これが載ってないと本気で寂しいわw
いつぞやの「全コマでツッコミ」回はガチで感動した。
女キャラに萌え属性も乗せてきて、まだまだ上昇スパイラル。


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感想:がっこうぐらし!

2019-02-09 10:35:29 | 映画


公式サイト

観てきました!!


きららの実写化って過去にあったっけ?
「萌えキャラだから可愛いアイドルに演じさせとけ」という発想が
なんだか安っぽすぎてなぁー。
だからといって何が正解かと言われてもわからんけど。



メインの4人を演じているのは「ラストアイドル」のメンバー。

以前仕事の帰りが遅いときにTVをつけると
ちょうどこのオーディション番組をやってることがあって、
疲労困憊の脳死状態で観てた。

挑戦者がその時点のメンバーを指名して対決し、勝ったら入れ替え。
審査員・勝ちメンバー・負けメンバー・残留メンバー、
すべての方向に憎悪しか産まない素晴らしい企画。
でも内容が内容だけにガチなドラマが発生するという
いかにも秋元康らしいえげつなさ全開の番組だった。


そんな熾烈な戦いを生き残った女子たちが
どのような演技をするのかもちょっと楽しみにして行った。


やはり主人公だけあって由紀役の子がアイドルオーラとして一歩抜けてる!
…のだが。
天然快活キャラというポジションにもかかわらず
胸にばかり目が行ってしまうのが配役として問題がある!!
パジャマで仰向けになって寝ている場面や体育祭で走る場面で釘付け。
由紀ってそういう性的なキャラじゃないよなw


くるみは原作のコスから丈の短いヘソ出しシャツの制服になっていて
なかなかあざといなぁーというのが素直な感想だけれど。
男の先輩とのロマンスがあったりして、原作ファンに喧嘩売ってるのかな。
俺はそういう変更に関しては気にしないけど
今の時代のオタクは怖いからマーケティングには気を付けないとなー。


美樹役の子はちょっと好み。
普通に映画女優にクラスチェンジすればそこそこいけそうなんだが
アイドルグループの脱退はリスクが高すぎてなんだか可哀想。
このまま演技力を積めば、いい監督に拾ってもらえるかもしれん。


りーさん役は普通なので感想なし。すまぬ。



で。
恐怖描写に定評のある「呪怨」の監督ということで
本格的なゾンビ物を期待したのだけれど
日常とゾンビ部分のバランスは意外に原作どおりだった。

でもまあ、原作ではゾンビ描写が中途半端だけれど
割としっかりとしたゾンビになってて
ゾンビの表情や動きや配置に結構なこだわりを見た。

しかし内容を鑑みるとやはりリアルな気持ち悪いゾンビは
全然作品には合ってなくて、原作の適当ゾンビは
企画としてきちんと考えられてたんだなぁ、と再認識。

めぐねえ役のおのののかがゾンビ化するシーンは
かなりガチめのゾンビにしてくれていて見事だとは思うが
おのののかが結構好きな人間からすると何も嬉しくないw



大方の予想通り、学芸会レベルのアイドルプロモ。
実際に観に行ったのは先週の土曜なので公開2週目だったが
見事に客席ガラガラで、内容的にも擁護できない。
ゾンビにちょっとこだわりがあったところまでは良かったのにな…。

アイドルの子たちはずっと見てると不思議と可愛く思えてくるので
プロモとしては成功しているが、誰も観てくれなきゃ意味がないよね。
ゾンビだからB級でもいいじゃない! という開き直り。
個人的には嫌いじゃない。


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感想:十二人の死にたい子供たち

2019-02-05 07:14:27 | 映画


公式サイト

観てきました!!


全員で安楽死をするために集まった12人の子供たち。
しかしそこには初めから1人の死体があった。
実行に移る前に、その謎を解明するための討論が始まる。



発売直後に小説のほうを読んではいたが、すでに内容を結構忘れてるし
予告編もなかなか面白そうだったし、せっかくなので。



キャストがみんな美男美女だよなぁ。
これで自殺志願者ってのはなんか違和感がある。
もっと死にたい雰囲気を出してる奴らを出演させろよ。
まあそれだと俺は観ないけどw

クールビューティーの7番ちゃんが杉咲花。
イメージとはちょっと違うけど、演技での説得力が素晴らしい。
いちばんのメインともいえるキャラだけに、
これだけのオーラを持ってる女優を据えたのはナイス。

美少女タレント役の4番が橋本環奈。
美少女=ハシカンって安易だろ!! なんて思っても
実際可愛いんだから仕方ない。
顔を隠しているところから正体を明かす場面は演出も相まって本当にすごい。


メガネ男子が3人いるのはちょっと判別が難しかったw
宣伝ポスターでビンゴできてるしなーw
そういや原作でもイメージを分けるのが難しかったわ。




謎の膨らませ方がいかにもミステリだし、
小説ではわかりづらかった病院内でのトリックも
映像化されるとバッチリ理解できる!

そして12人のキャラクターと死にたい理由がすんなり頭に入る脚本には驚いた。
尺の問題で説明不足な部分もあるとはいえ、
心理描写までサクッとこなすテンポの良さはいかにも映画的な爽快感。

病院の院章?なのか、中庭や部屋の入り口に
母親の胎内に子供がいるモチーフのオブジェがあって
「命の大切さ」の無意識の刷り込みを狙ってるのがあざといw



宣伝では「脱出ゲーム」と謳ってるが、
「十二人の怒れる男」をもじっているとおり、討論がメインの内容。
ぶっちゃけて言えば宣伝詐欺だけれど、騙されて観たとしても十分満足できる。

若者向けのエンターテイメントとして上質。
客層は若者9割おっさん1割といったところ。
おっさん連中は年季の入った冲方丁ファンなのかもしれんなw



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