感想：ＨＫ 変態仮面 アブノーマルクライシス

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前作の感想はこちら。


観てきました！
3年ぶりの続編かよ！！　超待ったよ！！


「俺物語」で巨漢化した鈴木亮平が
またもや体型を絞ってきてビビる。
体張り過ぎ！！　無理すると死ぬぞ！！

ヒロインも引き続き清水富美加。可愛い。
前作からの期間に女優として超ランクアップしているにも関わらず
相変わらず仕事を選ばない体当たりっぷり！！
「漫画的な喜怒哀楽を顔で表現できる女優」と監督が評するように
演技力そのものよりも役者としてのキャラの強さが最大の魅力だな！


内容は今回もバカバカしさとしょーもなさとパワフルさの三つどもえ。
おいなり固めで敵をバッタバッタとなぎ倒すのがすげえ快感。
これだけを2時間観ててもいいくらい。

敵ボスの大金玉男（おおがね　たまお）が繰り広げる
くだらないミニコントまで前作から健在なのはどうかと思うがｗ
「あったものを失くす」のは寂しいからきっとこれでＯＫなんだろうな。

敵怪人のデザインが妙に本格的だと思ったら
デザイナーが赤井孝美。
この力の入れ方が間違ってる感じもたまらん！


ジャンプ的な友情・努力・勝利がテーマではあるものの
内容カラッポなぶん頭もカラッポにして観れる娯楽作品。

2時間観たはずなのに内容をほとんど覚えてないので
こんな感想になってしまったｗ


これはもう変態仮面というブランドだけで
十分やっていけるポテンシャルがあるってことだよな。

特に展開を変える必要もないので
是非続けてシリーズ化して欲しい。
たとえ他の全員がそっぽを向いても俺は観る！

感想：EVE burst error R その２

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クリアしました。
若干ネタバレありでいきます。
これからプレイ予定の人は読まないで。


架空の国家であるエルディア王国における
王権派とリベラルである民主化派の対立を描きつつ
決して片方だけを悪者にしないシナリオ。
小次郎とまりなの二つの視点を上手いこと活用してる。
こういうストーリーを作れる人はやはり偉大だな…。





そして前回ディスった水谷優子の訃報にショックを受けた。

プリンの正体はエルディア王国の次期国王候補で
別な人格をかぶせられているという設定だった。
なんというフェイク。

一人二役に耐えうる演技力を求めたキャスティングだったんだな…。
女王の威厳を表現するにあたってこの人ほど適任はいないわ。
恐れ入りました。
ご冥福をお祈りします。





エロ規制について。
たしかサターン版は当時の「18歳以上推奨」のカテゴリだったよね。

セクシーな描写をできるだけ盛り込む意欲は
非常に強く受け取れたけれど
やっぱストーリー上、セクロスしないとおかしいだろ！
って場面も結構あった。



エロ方面でだいぶ緩くなった今の基準でもたぶん大差ない状況だろうけど
もう少し寛容になるべきだと思うんだよなぁ…。






TRUE ENDに至るための犯人当て。
5つの事件の犯人をすべて正解すればクリア。

9割がた真相は読めていたのだけれど
実行犯を深読みしたせいで1問落として一発クリアできず。
なんという不覚！！



というわけで、何度もリメイクされるだけあって
とてもおもしろかったです。
菅野ひろゆきという無二の才能が失われたのは本当に惜しまれる。


次は最高峰のレジェンド「YU-NO」のリメイクが来るらしいけれど
たぶんそっちは買わない。
18禁の枠ですらかなり攻めているシナリオと言われたのに
家庭用で再現できるわけがないからね。

機会があればwindows版を買ってプレイします。


■■■現在の進行状況■■■

トロフィー100%

2016春アニメ感想 中盤

過去の感想はこちら。



ジョジョの奇妙な冒険　ダイヤモンドは砕けない
Ｂ　81

展開をじっくり丁寧に進めてるな！！
俺やっぱ4部好きだわ。登場人物の個性がはっきりしてる。
ていうか今期１クールってマジか？
中盤以降がガッツリ面白くなるのに。


逆転裁判
Ｃ　60

4話観て終了。
満足しました。
シナリオはそれなりによく出来ているけれど
アニメにするだけでこんなに退屈になるんだな…。
ゲームのほう買おうかな…。


坂本ですが？
Ｃ　65

出オチなのはわかってたけど2話でもういいやってなった。
スタイリッシュでもクールでもなくただの奇行種。
これを作中で魅力的な人物あつかいされても納得しかねる。
でもずっと観てたらなんか楽しくなってきた！！
演出が上手いおかげでギャグとして欠点に目をつぶれる！！


あんハピ
Ｄ　50

3話観て終了。
設定がつまらんし内容はもっとつまらん。
キャラだけでなんとかできるほど魅力的じゃないしね。
悪気はないんだろうけどのっぺらぼうなモブがホラーすぎて怖い。
個人的にこの監督のアニメと相性悪すぎるわ…。


マヨイガ
Ｃ＋　70

中盤にきても内容がさっぱりわからん。
クラウドファンディングで金を集めておいてこれはどうなの…。
でも不思議とテーマパーク的な楽しいアニメに仕上がってるｗ
意味不明なおかげで何を予想すればいいのかわからなくて
それが先をみたくなるモチベーションに繋がるのがあざとくて良い！


ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った？
Ｄ　48

3話観て終了。
これはやっぱり耐えられねえ…。
ヒロインのキャラデザはそんなに嫌いじゃないけど
中身が痛いと可愛さ激減だわ。
ネトゲが舞台なのに課金を否定するのも気に入らん。
金使ったやつが無双したっていいじゃないか！！


ジョーカー・ゲーム
Ｂ＋　87

タイトルと1話でスパイ同士のバトルロイヤルかと思ってたけど
キャラ一人一人が担当のオムニバスなんだな。
毎回のどんでん返しにアドレナリンが出まくって快感。
やっぱ原作がしっかりしてるとアニメも面白くなるなー。


クロムクロ
Ｃ＋　72

序盤はかったるくて流し見だったのに
キャラの絵の良さとベタなタイムスリップネタが楽しくて
いつのまにかめっちゃ好きになった。
肝心のロボット部分がまるでアピールできてないけど
別にロボットアニメは好きじゃないのでそれはそれでいいかｗ


ハイスクール・フリート
Ｄ＋　54

4話観て終了。
ボートが木っ端微塵に大破して乗員が無傷の世界観。
ストーリーも緊迫感のない茶番に終始してるし、
萌えが足を引っ張りまくるアニメってやっぱ嫌いだわー。
動物園アニメとしてはとても良くできているのだから
もうちょっとプロットを練ってくれれば楽しめたのに。


田中くんはいつもけだるげ
Ｃ　66

3話観て終了。
つまらなくはないけど内容がダウナーすぎて逆に癒されない。
キャラ付けも元々女子向けなせいか全員好きになれない。
でもハマる人にはとことんハマるアニメだな。
久しぶりのCooRieはボロ泣きするほど素晴らしすぎた！！！


甲鉄城のカバネリ
Ｂ＋　89

これ本当にTVアニメのクオリティか！？
作画のレベルの高さも別格として
一瞬のカットで脇役の心情を大きく表現したり
伏線を敷いておいてから忘れたころに奇襲が来たり
画面から目を離させない技術に惚れ惚れする！！！


ふらいんぐうぃっち
Ｃ　66

毎回変なキャラが出てくるから期待するのに
結局何も起きないガッカリ感がひどいｗ
それも含めたゆるさが売りなんだろうけどね。
miwaのOPが想像以上にマッチしていて
作品全体を押し上げている、良い意味での相乗効果！！


三者三葉
Ｃ　63

最初はつまらなかったけど少しずつ上がり調子！
メイン三人のキャラのバランスの良さに対して
脇役陣はそれを引き立てるスタンスに徹してるのがうまい。
このペースを維持してくれれば後半で評価も裏返りそう。



好みに合わなかったら切ればいいやーと適当に選んで
結局バサバサ切る羽目になってしまった…。
今から別なアニメを増やすのもきついし
読書と積みゲー消化に専念します。

感想：EVE burst error R その１

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名作ADVがVitaで復活。

元はPC98のエロゲーだけれどコレはセガサターン版の移植。
遊びそこねた名作をリメイクしてくれるのは嬉しい！！


主人公は私立探偵の天城小次郎とエリート捜査官の法条まりな。
小次郎は盗まれた美術品の捜索依頼、
まりなは中東の大使の娘の護衛任務という全く異なる仕事を追ううちに
いつしか絡み合いながら巨大な事件の中枢に近づいていく。




主人公2人はそれぞれ別パートで捜査を行い
いつでも切り替え可能。

片方の行動によってもう片方の展開が分岐する、
といった複雑な仕組みはなく、
捜査が進まなくなったときにもう片方の視点でフラグを立てる。





がっつりシリアスなハードボイルド作品かと思いきや
主人公がしょっちゅうふざけた下ネタ発言をかますのが
いかにも当時のエロゲーだね…。
自分がエロゲーにのめりこんでいた時代のブームなので
個人的にはそっちのほうがしっくりくる。
特に女性主人公のまりなが性にオープンでナイス。


原作のPC版の発売が1995年。
セガサターンの移植版が1997年。
キャラデザが時代を感じるけれど、
それ以上に声優の芝居がかった演技が古臭いなぁ…。




無垢な少女であるプリン役の水谷優子が特にきつい。
完全にBBAの喋り方じゃねえか。
「ふしぎの海のナディア」のマリー等の実績があるのはわかるけど
声優ブームが興りはじめた時期にこのミスマッチは痛いね…。




そして堀江由衣が普通に出ていてびびった。
この時代のアニメやゲームを知らないので
マルチや成瀬川なるといった代表作も知らないんだよな。
それにしてもデビュー20年を経てプリキュア声優か…。




俺的ベストキャラがフリージャーナリストの茜。
緑髪・メガネ・ボクっ娘という今日ではマイナス属性の三重苦キャラ。
しかし、かないみかの演技がたまらなくいい！！
発声の奥底に込められたエロスは達人の域。
政府はさっさと紫綬褒章を与えたまえ。


とまあ、まだクリアしてないのでこんなインプレッションしか書けないけど
少しずつヤバい空気を出していくストーリーテリングは肌がひりつくカッコよさ。
まだ本筋にすら届いてないのでもう少しのんびり遊びます。


■■■現在の進行状況■■■

ストーリー中盤
トロフィー28%

感想：ロゼと黄昏の古城 その１

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「夜廻」が「ホタルノニッキ」の続編だと思ってたけど
こっちが正統な続編だった。





女の子ロゼと巨人の古城探索ゲーム。






とにかくロゼはすぐ死ぬ。
潰されても死ぬしトゲに刺さっても死ぬし
ちょっと高いところから落ちても死ぬ。

一方巨人は死なない。
潰されてもトゲに刺さっても高いところから落ちても死なない。
この頼もしさ！！

しかも重いものを投げることができる。
放物線を描いて落ちる操作感が気持ちいい。
ロゼを持って投げることもできるけれど
受け取りそこねると死ぬのでリスキーｗ




ロゼはロゼで特殊能力があって。

赤い物体から「赤」を吸収することで
その物体を空間に固定できる。
逆に色のない物体に赤を注入すれば動かせるようになる。




この2人を随時切り替えて一緒に出口まで行けばクリア。
アドベンチャーというよりはパズル的な意味合いのほうが強いね。




自分で自分に処刑器具を使うことで先に進めるという悪趣味！



ロゼが何者かはプレイヤーには知らされていないし
全体のストーリーもかなり曖昧なのだけれど
城内で死んでいる人の血を吸収することで
その記憶を見ることができる。




記憶はブラッディなサイレントシアター形式。
セリフがないので内容がかなりわかりづらい。
これをつなぎ合わせて考察しろってことなんだろうね。



ひとつひとつのステージに様々なギミックがあって
クリアするために頭をつかって悩むのが超楽しい！


ゲーム全体が古城のステージなので華がないのは事実。
とはいえ、そのぶん内容で勝負している快作。
死にまくるロゼが可哀想だけれど、そこに目をつぶれる人なら
なかなか手応えのあるパズルアクション。おすすめ。


■■■現在の進行状況■■■

本編クリア
トロフィー46%