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ワニなつノート

第15回「障害児」の高校進学を実現する全国交流集会 in 旭川

ここで宣伝するの忘れてた(^^)v

 

10/5(土)6日(日)開催 第15回「障害児」の高校進学を実現する全国交流集会 in 旭川~なーんも地元の高校に行けばいいっしょ~

 

開催要項

障害があっても地域の普通学級で「ともに学ぶ」ことを求める運動は、1979年の養護学校義務化に反対するたたかいを契機としてより全国的な運動へと発展し、1980年代半ばには障害児の高校進学問題も運動課題として共有されてきました。

世界的な潮流としても1990年代にはインクルージョンへの流れが大きくなり、2006年に国連で採択された障害者権利条約を日本政府は2014年に批准しました。そして「共生社会の実現」を目的とした改正障害者基本法や障害者差別解消法の施行などを行い、教育はインクルーシブ教育へ進むとしました。

2022年8月、国連は日本に対し初めて権利条約の建設的対話(対日審査)を行い、同年9月に出された総括所見(勧告)では、障害児を分離する特別支援教育の中止、支援学級において半分以上授業を行うとした文科省からの4・27通知の撤廃、脱施設や精神科病院への望まない入院を可能にしている法令の廃止等を出しました。

しかし文科省はこの勧告に対し特別支援教育を維持する姿勢を示し、分離教育が改善されることなく一層進んでいます。

未だ共に学ぶ教育や本人・保護者の希望が尊重されず、保護者の付きそいの強制や、必要な介助や配慮の拒否など、「障害」のある子が地域の普通学校・普通学級から排除されています。また、保護者は普通学級で共に学んだ子どもの将来像が想像できず、将来の夢や不安で人生を描けないことから、特別支援教育を選ぶ実態もあります。

「共生社会」の実現のためには、学校において同じ場で共に学ぶインクルーシブ教育をすすめることが重要と考えています。また、高校においても共に学び地域で暮らしたいと希望する子どもや保護者とともに、受験時の配慮や定員内不合格を出さないことを行政に要請してきました。

近年、北海道での高校受験において、医療的ケアの方や重度の自閉症、知的障害の方が普通高校に合格したといううれしい報告があります。

どんな障害があってもすべての子どもが、その子が希望する地域の高校で学べるように、入学拒否や合理的配慮の不提供に反対し、「同じ場でともに学ぶ」インクルーシブ教育をどの様に実現していくか。――北海道では、対決と共に建設的対話を大切にしながら進めてきたこの運動を、全国の皆さんと共有しながら議論を深めたいと思います。

そして旭川市民に対し、インクルーシブ教育への理解とその機運の醸成が図られることと、更には、「障害」を切り口に現在の学校教育を“当事者”として経験してきた子どもたちが願う「未来の教育の姿」を「建設的対話」を通して模索し、教育行政に提言したい。――これらを目的として全国の皆さんへ参加を呼びかけます。

日程

【1日目】10月5日(土)

12:00 受付開始

13:00 開会式

主催者挨拶 実行委員会委員長 佐藤 祐
共催団体・後援団体挨拶
メッセージ披露

13:30 第1部 全体会
「北海道のとりくみから高校問題を再考する」北海道4人の当事者・家族の報告
「共に学んだ3年間とその先の高校進学へ」カズと仲間たち

15:45 <30分の休憩・移動>

16:15 第2部 分科会

17:00 終了・移動

18:00 夕食・懇親会

20:00 終了

【2日目】10月6日(日)

9:00 受付・分科会開始(各分科会会場)

  • 第1分科会 地元の高校へ行こう!(定員内不合格、受験時の合理的配慮、貧困・マイノリティー等の社会的排除)
  • 第2分科会 高校生になりました!(高校での生活、合理的配慮)
  • 第3分科会 高校からつながる地域生活(進学、地域で暮らす)
  • 第4分科会 子どもたちのもやもやから学ぶ今の学校(学校での権利の主体は私たち)

11:15 分科会終了

休憩・移動

11:30 閉会行事

12:00 終了

■分科会共通テーマ

『総括所見を追い風に、「医学モデル」から「社会モデル・人権モデル」へ転換し、能力主義、適格者主義を乗り越えよう』

第1分科会 「地元の高校へ行こう」

なぜ高校なのか、中学校普通学級在籍者の提言をもとに受験時の合理的配慮、定員内不合格問題、貧困・マイノリティー等の社会的排除を話し合います。道教委の受験不当介入に対する裁判闘争報告をします。

第2分科会 「高校生になりました!」

現役高校生の提言をもとに、合格に至った経緯や入学後の生活、満喫しているか、合理的配慮はされているか、差別的な対応や排除はないかなどを話し合います。

第3分科会 「高校からつながる地域生活」

高校卒業後の進学問題、就職問題、地域生活について話し合います。北海道からは高校時代の教員も参加し卒業に向けた取り組みや現在有志の会のサポートを受けながら就活をしている報告をします。

第4分科会「子どもたちのもやもやから学ぶ今の学校」

学校での権利の主体は私たち(子ども)という視点で、若い世代が能力主義、適格者主義、インクルーシブ教育について語り合います。現役大学生やカズキさんの友達が提言します。

 

場所

旭川市市民活動センターココデ(〒078-8391 北海道旭川市宮前1条3丁目3‐30)

 

 

10/5(土)6日(日)開催 第15回「障害児」の高校進学を実現する全国交流集会 in 旭川~なーんも地元の高校に行けばいいっしょ~(DPI後援イベント) | DPI 日本会議 (dpi-japan.org)

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