ワニなつノート

経過報告



2013/3/28の記事「子どもたちの側にいる大人」でお知らせした、普通学級の「支援員」について。

4月に入って市教委に確認したところ、3月末で退職し、他の学校にも支援員として採用することはないとのことでした。

詳しい経緯は分かりませんが、支援員の立場は一年毎の契約なので、こうした対応もとりやすいのかもしれません。


でも、本当の問題は、支援員一人のことではありません。

特別支援教育そのものが、普通学級の中から「特別支援の必要な子」を探し出そうとしていること、そして個別指導や別の学級、別の学校を勧めるようにできていることが問題なのです。

「特別支援教育」には、本当の意味での「普通学級で一緒に生活し学ぶための援助」はありません。
あるとしても、「普通学級の学習についていける」子どもに限定されています。

本当に子どもにそった援助、支援のためには、子どもが「ここにいること」をありのままに受け止めることです。

最初から、別の場所、別の教育を考えている人たちが、本気で「ここにいること」のための援助、支援を考えられるはずがありません。

…という訳で、いい機会なので、普通学級の支援の在り方について、再来週、市教委と話し合いの場を持つことになりました。

また、報告します。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ワニなつ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事