ワニなつノート

障害者自身が制度改革に参加 


障害者自身が制度改革に参加 
内閣に推進本部設置へ




今日は新聞休刊日ですが、
ネットを見ていたら、すごいニュースがあります。

これって、アメリカ障害者法(ADA)レベルの
法律ができる道の第一歩ってことですよね。

「普通学級に通う障害児への差別」についての
条文も中身も抜け落ちてしまった、
千葉の差別禁止条例なんかより、
ちゃんとまともな法律が出来るかもしれないってことですよね。

障害があっても、地域の小学校、中学校、
高校に通えることくらい、当たり前っていう
「中身」のものになるかな~~~~(^^)v

インクルじゃなくて、
フルインクルになるといいんだけどな(>_<)


   □    □    □


《障害者自身が制度改革に参加 
内閣に推進本部設置へ》


政府は8日の閣議で、
障害者がかかわる制度を集中的に改革する
「障がい者制度改革推進本部」(本部長・鳩山由紀夫首相)を
内閣に置く方針を決定した。

全閣僚で構成し、下部組織に障害者を入れることで、
当事者の意見を制度設計に反映させる。

障害者団体が施策立案に加わることを求めていた。

改革推進本部の下に設ける実務組織の
障がい者制度改革推進会議(仮称)は、
メンバーの半数以上は障害者団体の関係者を起用し、
トップには障害者の当事者を充てる方向で調整している。

同会議は、本部が決める障がい者制度改革推進計画の案に
意見を述べるほか、制度改革に関する事項を調査、審議する。
 
年内に推進本部の初会合を開き、
年明けから本格的な協議を進める。

当面5年間を「改革の集中期間」と位置づけて取り組む。

障害者施策を所管する福島瑞穂消費者担当相は
8日の閣議後の記者会見で、
「当事者の意見を大いに反映するようにと考えている」
と説明した。

本部の設置方針は、
民主党のマニフェスト(政権公約)にも明記されている。

政権交代直後に、長妻昭厚生労働相が
福祉サービス利用の際に、原則1割の自己負担を課す
障害者自立支援法の廃止方針も表明。

同法に代わる「障がい者総合福祉法(仮称)」の制定や、
障害者施策の基本理念を規定した
障害者基本法の改正などが検討課題になる。
 
また、障害者の差別を禁止した国連の障害者権利条約の
批准に向けた国内法整備も、優先課題の一つ。

自公政権も批准を目指したが、
障害者差別禁止法の制定を求める障害者団体などの
理解を得られず断念した経緯がある。


2009年12月14日朝日新聞
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ワニなつ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事