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ワニなつノート

≪子どもの「できる」を、もっと豊かに取り戻す≫(3)




子どもの「自尊感情」や「自己肯定感」について語られるとき、
よく次のように言われます。

「分からない授業を聞いていると自信をなくします」

「みんなができるのに、自分だけできないと自尊感情が育ちません」

「だから、その子にあった特別な教育が必要です」

本当にそうでしょうか?


自己否定感は、子どものころに、
母親に触れようとして拒否されたときに形成されることが多いと言います。

この説明はよく分かります。

生まれてきた赤ちゃんが、母親に拒絶され、愛されず、
そして他に自分を受け入れてくれる大人に出会わなければ、
子どもが自分を肯定することなどできるはずもありません。

ということは、普通学級では、障害をもつ子どもの自尊感情が育ちません、
という言い方は、次のように丁寧に言いなおさなければなりません。

「普通学級では、障害児は、愛されません。
障害があり、できない子どもは拒絶されます。
障害をそのまま受けとめてもらうことはできません。
だから、子どもは自分を否定するしかなくなり、
自尊感情が育つことはありません。」

本当にそうでしょうか?

普通学級というところは、
不幸にして「子どもを愛せず、拒絶する母親」しかいない場所なのでしょうか。

学校の先生や、同じクラスの子どもたちは、
障害をもつ子どもを「拒絶」するのがふつうなのでしょうか。
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