ワニなつノート

就学相談会の準備(その1)

就学相談会の準備(その1)


今朝、メールを書きながら、ふと、もうすぐ就学相談会だと、思い出しました。
7月1日(日)が松戸で、22日(日)が千葉です。
1日というのは、手帳でもカレンダーでも見えないので、近づいているのをつい忘れてしまいます。
…で、相談会とは別のメールを書いていたはずが、いつのまにか、相談会の心の準備みたいになっていた部分だけ、紹介します。

       ◇

私は、自分の考えを大勢の人に分かってほしいとは思っていないようです。

ただ、障害のあるわが子を、障害のない兄妹や地域の子どもたちとおなじ、ただのふつうの子どもだと感じている親がいて、でもその人の周りにうなずいてくれる人がいなくて、自信をなくしているとしたら、
「だいじょうぶ。それが子どもがいちばん望んでいること、子どもが一番うれしいことだと思うよ。それに、密かに(おおっぴらに)そう感じている仲間は、いっぱいいるよ」
と伝えたいです。

だから、普通の保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、それに大学も社会のあらゆるところに、この子がいていいんだと話したいです。

どんな障害があっても、子どもたちには、まるごと受けとめあう力があります。
大人が邪魔しなければ、子どもたちは絶対に信頼できます。

これまで、理解のない普通学級という場所で、数えきれないほど悔しい思いや情けない思いをしてきたけれど、両手でガラスをたたき割ってしまって教育委員会から救急車にのるほどバカなこともしてきたけれど、それでも「子どもを分けちゃいけない」「子どもは子どもの中でいっしょがいい」と信じてこれたのは、小さな子どもたちへの信頼と希望が微塵も揺るがないからです。

そしてそれは、「大勢の人」に、理解してもらえることではないらしい、というのが、私のいまの正直な気持ちです。

だから、私は特別支援を選ぶ人や、それがいいと思っている人の考えを変えようとか、変えられるとかまったく思っていません。

ただ、保育園や幼稚園で、「子どもの笑顔」や「わたしは、ここにいる、みんなといっしょにここにいる、みんながいてうれしい」という子どもの息遣いを感じてしまった親が、その先の小学校で遠慮なんかしてほしくないのです。

たかが学校や行政への遠慮で、せっかく聞こえた子どもの声に、耳をふさがないでほしいと思ってしまうのです。
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