ワニなつノート

自分を受けとめる力 (その4)

自分を受けとめる力 (その4)



「障害児が普通学級に行くと、自分だけできなくて自信をなくし、自己肯定感が育ちませんよ」
「普通学級では自尊感情が持てません。」

初めての小学校入学を前に、分からないことや不安でいっぱいの両親に、そんな言葉を使う人がいる。

きっと、日本語をよく知らない専門家なのだと思う。


       ◇


自己存在感。 わたしは ここに いる。

自己安心感。 わたしは ここに いていいんだ。

自己肯定感。 わたしは 大切に思われて いる。

自尊感情。  わたしは わたしのままで 堂々とこの世の真ん中で 

         人と出会い、なじみ、生き ていく。





どれも、ふつうの家庭で、ふつうの学校で、ふつうの暮らしで手に入れるもの。
治療や訓練や、専門家に教えてもらうことじゃない。

コメント一覧

岩ちゃん
自立生活をしている大人たちを見ると、皆自己肯定感にあふれています。ただ、自分の事を否定する人たちがたくさんいる事を知っているから、相手がどういう人かを見極めようとはします。
でも、それはどこかその相手とも付き合いたいという想いからに感じます。
逆に、始め普通学級途中から転籍した人の多くは、それまであった肯定感も分けられたことで疑問を抱き、辛い想いをもって不信感いっぱいになっているように思います。そして、誰に聞き従えば自分が守られるのかを必死に探しているように感じます。
さらに、初めから分けられてきた当事者たちは、肯定感とか否定感ではなく、狭い空間の中でしか想い描いていないような気がします。
肯定感が生まれるのは、肯定される経験を重ねるからであって、普通学級に行くから生まれうものではないけど、普通学級にいる様々な子ども達の中には、肯定する人もいるし否定する人もいる。
その中で本人たちは人をきちんと選んでいく。
もし、普通学級にいる事が肯定感を生み出さないというならば、それは普通学級の教師やその学校の責任なんだと思います。
そして、普通学級に通い続けられない状況を支持している私たちの責任なんだと思いますね。
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