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ワニなつノート

《寄りかかり、られ》

ふつう学級の答え合わせ・2023 (1)

       □

《寄りかかり、られ》

 

この子の声をきいてほしい。

この子が「ここに居る」ことを知ってほしい。

私とこの子をふつうに相手にしてほしい。

保育園、小学校、中学校、高校で過ごす日々のつながりが寄る辺となりますように。

 

この子が頼りないうちに。

この子が弱いうちに。

この子が儚いうちに。

寄りかかり、られるつながりを、伝えたい。

いるだけで、目が合うだけで、声を聴き合うだけで、

安全なつながりが生まれる「居方」をこの子に贈りたい。

 

一人ひとりがちいさくよわいうちにこそともに。

儚いうちにこそ、人生の主人公への敬意を。

「大切に守られる」小さなころにだけ、みえるつながりもある。

 

それに、親だって。

親だってそんなにつよくはない。

親のいのちだって儚い。

だから、共に。

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