一人ディズニー見聞録

ディズニーを切り口に世の中の出来事を紹介しています。ディズニーソングのコンサートレポートも書いています。

パークをストレスフリーで過ごす方法を考えてみた

2022-10-24 07:29:00 | メンタル
「こんなことある!?」。人は誰しも、そう思うときがあるはずだ。

先日、ハロウィーンのイベントが開催中の東京ディズニーランドに行ってきた。快晴でイベント割が適用されている期間だったため、大混雑を予想していた。

しかし、実際は混雑しておらず、超大人気アトラクション「美女と野獣」の待ち時間は120分を越えず(混雑時は最短でも120分待ち)、また「スプラッシュ・マウンテン」などのジェットコースター系も待ち時間が50分を切っていた。コロナ前は、平日でも人気のアトラクションの待ち時間は常に三桁越えだったことを考えると、今はだいぶ空いている方だ。

しかし、空いていた状況でもこの日の自分は、アトラクションには一つも乗らなかった。なぜなら、この日は一日中、キャラグリ(キャラクターたちと写真が撮れるキャラクターグリーティングの略)、パレード地蔵(パレードを待っていること。地蔵のように動かないことからこの言葉が使われている)そしてパレード観賞の往復しかしていなかったからだ。

毎回インパ(パークに入って(イン)遊ふわこと)したら、その日の行動をスマホのメモアプリに書いているのだが、翌日読み返すとキャラグリとパレード地蔵とパレード観賞しかしていないことが分かった。メモを読んだときは思わず笑ってしまった。それこそ、冒頭の「こんなことある!?」と思わず言ってしまった。パークで一日中過ごして、やることと行っている場所がほとんど同じというのは初めてだったからだ。

しかし、それでも自分の満足度は100点満点中150点だった。なぜなら、心と身体のストレスがほとんどなく過ごすことが出来たからだ。詳しいことは後日書くが、最近行っている一人ディズニーでは、「どのようにしたら、心と身体にストレスをかけずにパークで過ごせるのか」ということを考えて行動している。先日のインパでは、それが実践出来ていたため、ストレスフリーで一日を過ごすことができた。

パークをストレスフリーで過ごすことが出来れば、行った後の満足度や充実度はかなり高まると思う。そうなると、「また行きたい」と思えるようになり、再び行ってまた充実した一日を過ごすことが出来るだろう。

東京ディズニーリゾートをストレスフリーで過ごす方法は、これから随時紹介していきたい。

ディズニーパークでノンストレスで過ごすには?

2022-09-27 07:35:00 | メンタル
「パークにはストレス要因が潜んでいる」。そう思ったのは、9月上旬にランドへ行った時だ。

来園日は30度越えの猛暑日。さらに、平日に加えてハロウィンのイベント前なのに、多くのゲストが来園していた。暑さと混雑のためか、園内では苛立って喧嘩しているグループを何組か見かけた。

暑さと混雑。この2つは、人間のストレスの要因となるものだ。ストレスの要因は、「物理的ストレッサー」(気温、混雑、騒音など)、「化学的ストレッサー」(公害物質や薬物、一酸化炭素など)「心理・社会的ストレッサー」(人間関係など)の3つが挙げられる。

夏から秋にかけてのディズニーパークには、これらがセットで存在する。そのため、楽しい夢と魔法の王国は、「物理的ストレッサー」だらけのテーマパークへと変わり、家族やカップルなどの距離感の近い関係の人々は、パークでケンカをしているのを良く見る。

また、そんなに仲の良くない者同士が集まったグループでは、ストレスのあまり会話が減り、「もう二度とこの人たちとはディズニーに行きたくない」、「そもそもディズニーに行きたくない」と思う人も出てくるだろう。

ストレス要因が潜むパークで、どのようにしたらそれらを受けずに過ごすことができるのか?その答えは、予定の詰め込みをしない、適度に休息することだ。

パークには、楽しいアトラクション、感動的なショーやパレード、元気が貰えるキャラクターグリーティングなど、楽しくなる要素が満載だ。しかし、これらを全て1日で制覇しようとなると、スケジュールを詰め込み、分単位で動くことが求められる。タイトなスケジュールになると、急ぎながら行動するため、交感神経が高まり、イライラしやすくなる。

言い換えると、予定を詰め込まずにゆったりと過ごせば、イライラせずに楽しいパーク体験ができるのだ。イライラしながら無理矢理予定をこなすのか、時間と心に余裕を持ちながら過ごすのかは人それぞれだが、後者のほうが充実感があり、また行きたいと思えるだろう。

暑さと混雑は、かなり体力を消耗し、疲れさせる。疲れると交感神経が優位になり、やはりイライラしてしまう。それを抑えるには、適度な休息が大事になる。パークの屋内レストランは、飲み物一杯でも買えば座れるため、コーヒーや紅茶、あるいは冷たい炭酸飲料などを飲んで、ゆっくりと過ごすのがオススメだ。

休むと、体力が回復して疲れが取れる。そうなれば、自然とイライラしなくなり、楽しい気持ちでパークを過ごすことができるだろう。

スケジュールの詰め込みすぎずに、ゆったりとパーク内を過ごす。これらを実践して、ストレスフリーでパークを過ごしてみては、いかかだろうか。

なぜ、東京ディズニーリゾートに行く前に緊張するのか?

2022-09-06 07:56:00 | メンタル
「1ヶ月ぶりに舞浜に行くと緊張する」。

これは「ciatr[シアター]」というwebサイト「ディズニーオタクの"あるある"が笑える!部屋や言ってはいけないことなど紹介!」の、「ディズニー好きあるある」という項目の最初に登場した文だ。ディズニーオタクの多くは、週1でパークに行くらしく、1ヶ月ほど行かないと緊張するようだ。

自称ディズニーオタクと公言していたが、真のオタクたちみたいに週1で通えていないから、自分はまだ「にわか」だったのか・・ということはさておき、やはりにわかオタクでも、1ヶ月ぶりにパークに行くとなると緊張するものだ

近々、約2ヶ月ぶりに東京ディズニーランドに行く。6月から初めている一人ディズニーは、奇数月はシー、偶数月はランドに行くとしていた。本来なら9月はシーに行く予定だったが、7月下旬に新型コロナに感染したため、体調を考慮して8月のランドは延期した。そのぶんを今月に振り替えることにした。


2ヶ月ぶりにランドを訪れるが、行く前から緊張している。まるで、遠距離恋愛をしている相手に久しぶりに会ってデートをするような感覚だ。東京ディズニーリゾートが、自分の恋人になる日が来るとは夢にも思っていなかった。

ただ、なんで緊張しているのかが分からない。「久しぶりに行って楽しめるか」、「一人で楽しんでいいものか」という不安があまりないのだ。では、行く前の緊張というのは一体何なのか?

たぶんそれは、久しぶりに行けることへの喜びと興奮だ。人間嬉しい時や興奮しているときは、交感神経が高まる。また、不安な時にも同じように交感神経が高まるのだ。つまり、緊張しているように思った感覚は、実は喜びと興奮だったのだ。

ということは、ディズニーオタクたちが1ヶ月ぶりにパークに行くと緊張しているわけではなく、喜びと興奮に満ち溢れていることにもなる。それにより、心拍数が上がって緊張している感覚になるのだと思う。それぐらい、東京ディズニーリゾートは、人々に喜びと興奮を与えてくれる場所なのだ。

「最近、喜ばしいことや興奮することがないな」と思ったら、是非とも東京ディズニーリゾートに行って、それらを充電して頂きたい。

Dヲタ(ディズニーヲタク)は分かりやすい

2022-09-05 07:03:00 | メンタル
「Dヲタは、見た目と雰囲気ですぐに分かる説」。そう思うのは、自分だけか。

先週、自身が通っているリワークセンター(精神的な不調で休職した人が、集団活動を通して復職や転職への力をつけていくデイケアサービス) で行われているグループワークに参加した。

この日は、他社理解を深めるワークが行われた。内容は次の通りだ。

①5つの項目が書かれた自身の紹介カードを書いた後、グループごとに回収してランダムにシャッフル。

②一人一枚ずつ配布し、メンバーは一人ずつ読み上げる。その際聞いている他のメンバーは、読み上げられているカードは誰が書いたのかを推測し、その理由を考える。

③メンバー全員が読み終わったら、最後に発表順に答え合わせを行う。

自分を含めて6人の利用者の方々と取り組んだこのワーク。他者の特徴を読み上げられた文章からその人を推測するのは、刑事ドラマの犯人推理をしている感じで楽しかった。

例えば、カード内に家族のことを書いている利用者の方がいた。その方は最初のメンバー内の自己紹介で、唯一の家族の話をされていた。そしてカードにも家族のことが書かれていたので、「あのカードの人物は家族のことを話されていたあの人だな」と推測したら、見事に当たった。

このように紹介カードの文言は、その人の特徴をよく表していたのだ。しかし、普段の言動からその人の特徴が分かったケースもあった。それが自分の時だった。

自分が書いたカードは、5人中3人の方々から当てられた。当てた方々は、普段からよく話していることもあり、すぐに当てられてしまった。自分のカードには、「暇なときにしていること」に「ディズニーと心理学の勉強」、「お気に入りの場所」に「東京ディズニーリゾート全体」と、あまりにも分かりやすく特徴を書いていたからだ。また、普段からDヲタを公言しており、この日以外のグループワークや休み時間の会話でもディズニーのことを話していたため、「自分=ディズニー」というイメージが完璧に出来上がっていた。

不思議なことに、ディズニー好きの人はすぐに分かることがよくある。すぐに分かるDヲタは、大抵ディズニーのキャラクターグッズをカバンに付けて、デスクに置き、キャラクターが入っている衣類を着ていることがよくある。

さらに、ディズニーのために生活している人は、まるでディズニー作品やディズニーのテーマパークに出てきそうな雰囲気を醸し出していることがある。俳優の風間俊介さんやミュージシャンの浅倉大介さんが、その代表例だ。

風間さんはパークのキャスト、浅倉さんにいたってはディズニー作品に登場しそうな格好をしている(個人の見解です)。それぐらいDヲタは、分かりやすい人たちなのだ。

紹介カードにディズニーの文言を入れなければ当てられなかったかもしれない。しかし、それでも書きたくなるのが、ヲタクの性。ディズニー好きは、好きなものを隠せず思いっきり表現する傾向があるのだ。これもディズニーの魔法なのかもしれない。

この日のグループワークは、人との交流で得られる他者理解に加えて、自分が分かりやす過ぎるDヲタだという自己理解を学ぶことが出来た。


ディズニーの楽しさとは何か?

2022-08-29 07:59:00 | メンタル
「ディズニーの楽しさとは何ですか?」。その時、思いよらぬ質問に驚き、思わず「良い質問ですね!」と池上彰さん風に答えると、その場は笑いが起きた。

先週、自分が週2~3回通っているメンタルクリニックに併設されている復職サポートセンターでグループワークが行われた。

この日のワークは、資料に書かれた100の価値観から3つ選び、その理由と、3つの価値観を踏まえた9月の目標(9月をどのように過ごしていきたいか)を利用者の前で発表する、というものだった。

そこで自分は「タフネス」、「知識」、「楽しさ」の3つを選び、9月の目標は「体と心の栄養を補給する」と発表した。「タフネス」、「知識」、「楽しさ」を選んだ理由は、7月下旬に新型コロナ感染によって落ちた体力を回復させ、9月に一人ディズニーを行うためだ。

コロナ感染によって体力と体重が落ちて、倦怠感も感じていた。そのため、8月中にやりたかったことや遠出が出来ずストレスを感じていた。そこで9月は、落ちた体力を回復させるために健康的な食事と運動に関する知識を取り入れて実践し、8月に行けなかった一人ディズニーを9月に2回(ランドとシーをそれぞれ1回ずつ)楽しみたい、と発表した。

その後、利用者からの質問タイムで、初老のダンディーな利用者から文の冒頭に書いた質問がされた。その時「たしかに、なんでディズニーに関するコトやモノは楽しいんだろう?」と改めて思った。

ディズニーの映画やパークがなぜ楽しいかについては、テンプレート化された答えがアメリカのディズニー本社にはあるのかもしれない。しかし、ディズニー関連のものが楽しく感じる理由は人によって答えが異なると思うから、万人が納得できる共通の答えは、見つけにくいと思う。

裏を返すと、それだけディズニーの楽しさは一言で言い表せるような単純なものではないのかもしれない。だから、長きに渡り世界中の多くの人々に愛されているのだと思う。

だが、ディズニーが楽しい理由を心理学の観点から分析すると、もしかしたら万人が納得できる答えが見つかるかもしれない。なぜなら、心理学は長きに渡って教えられてきた学問だからだ。

現在通っている復職サポートセンターでは、グループワーク等利用者間で行うワークに加えて、認知行動療法や心理学といった人間の心理に関する講座も行われている。その講座で得た知識とディズニーの映画やパーク等の楽しさを分析していきたい。