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天涯孤独男のつぶやき!

もうこの歳になると怖いモノはない。何でも好き勝手書かせてもらいます。多少辛口になります。ジャンルは世の中のことすべて。

速報・作家伊集院静さん死去

2023-11-24 21:37:00 | 日記

人気作家の伊集院静さんが、肝内胆管ガンで亡くなった。
73歳だった。
僕は以前、このブログで伊集院さんのことを書いたことがある。
それを再掲載して追悼したい。
残念です。
合掌。



今、この伊集院静のベストセラー・エッセイを読んでいる。
伊集院の作品は同世代のせいもあるが、若い頃からたくさん読んだ。
この作家、不思議なところがあって、普通の作家はだんだん歳を取るに従い、作品数が減ってくるのに60歳を過ぎて、逆に作品が増えている。
本人は「若い頃からギャンブルで出版社に借金してて返さないかんから」って何かに書いていた。真偽は不明。
2年くらい前に、SUNTORY創業者の鳥井信治郎の生涯を描いた「琥珀の夢」という小説のサイン会が大阪の紀伊国屋書店であった。
物見高い僕は一度、夏目雅子や篠ひろ子を嫁さんにする日本一のモテ男の顔を拝んでやろうと応募した。
それに彼が近作にSスポーツを辞め大スポに暫くいたK記者のことを書いていたので、その話でもしようと出掛けた。
伊集院は上機嫌でペンを走らせていた。
僕が東スポにいたことなど話すと、伊集院は「競輪の記者をしてたT君、面白い男だったね。貴方もよくあの会社に定年までいましたね」などと話が弾んだ。
うん。こりゃモテるはずやと納得して帰った。

それから暫くして浅田次郎の小説「おもかげ」のサイン会がまた同所であった。
浅田は僕と同い年で彼の作品もよく読んでいた。
伊集院で味をしめた僕はこれにも出掛けた。
浅田に「僕はよく浅田さんに似てると言われるんですよ」と言うと、「歳を取るとみんな似てくるもんですよ」と笑っていた。




最後の餡まん。

2023-11-24 11:43:34 | 日記
昨日、僕が阪神の優勝パレードを見に大阪・御堂筋に出掛けたことは書いた。
午前11時に家を出たので、12時前には現場に着いた。
パレードは2時過ぎに始まるので、それまでに腹ごしらえをしようと思った。
近くのファミマに行くと、みんな同じ事を考えるのか、腹の足しになりそうなモノは売り切れ、レジには長い行列が出来ている。
こりゃアカンわとその先にあるセブンイレブンに行った。


そこでも弁当やパン類、お握り類は売り切れだった。
仕方ないのでバナナを1本買ってレジに行った。
すると、レジ横の保温器の中に、僕の大好きな餡まんが1個だけ残っていた。
レジの若い外国人の女の子に「じゃあバナナと餡まんでね」と告げた。
女の子が餡まんを取り出そうとすると、横から向こうからやって来た別のレジのオバハンが強奪した。
僕は呆気に取られ、大きな声で「それは僕の頼んだ餡まんですよ!」と抗議した。
するとオバハンは「私のお客様が先に買いました」とのたまう。
「そんなハズないやろ。そっちから見える訳ない」と僕。
オバハンは「もうお金も貰ってます」と言い置いて、餡まんを持っていってしまった。
レジの外国人の女の子は「すいませんね」と謝る。
僕は「君は悪くはないよ」と言ってバナナ1本買ってレジを後にした。
どう思います?