大谷翔平(29)のフリーエージェントの話題で今、アメリカは大騒ぎだ。
総額750億円くらいの契約になるらしい。
と言っても今は1ドル=150円と円安だから、5億ドルで750億円なのだ。
ちょっと前の1ドル=130円の頃なら、650億円だった。
それだけ円の価値がなくなっているのだ。
それなのに、岸田さんはここ2年で3.5兆円くらいの税収増があったので、国民に還元すると言う。
鈴木財務大臣によれば、その増収分はもう使い果たしたという。
ではどうするか?
補正予算ではまた8.8兆円の国債を発行するらしいが、減税も国債でやるらしい。
政府はここのところ毎年、30兆円以上の国債を発行して予算編成をしている。
コロナ禍では40兆円以上国債に頼った。
ポストコロナになっても40兆円以上を減らすつもりは無いらしい。
国債発行残高は積もり積もって、とっくに1000兆円超え、年々増えている。
世界に例のない借金大国だ。
円安の原因もここにある。
もう、この国から財政再建、財政健全化といった言葉が聞こえなくなった。
僕は壮大な実験をしているとしか、思えない。
僕は一応経済学部出身で「財政学」の単位を取っている。
近い将来、僕のなけなしの預金が紙屑になるような気がしてならない。