Leedy & Ludwig

“リーディー&ラディック”……1951年〜54年という非常に短い期間に存在した幻のドラム・ブランドです。その名の通り、リーディー社とラディック&ラディック社の特徴を合わせた画期的なドラムでした。
1929年、アメリカを代表する2大メーカーであったリーディー社とラディック&ラディック社は、親会社が同じCONN社となり、どちらもその拠点はインディアナ州エルクハートにありました。それぞれに素晴らしいドラムを製造していたのですが、U.G.Leedy氏の死去(1931年)や、William F.Ludwig氏、同二世氏の独立(WFL社/1937年)によって、リーディーとラディック&ラディックは、その輝きを失っていったのです。
そして戦中後の混乱を経て、満を持して登場したのがリーディー&ラディックです。
1955年にCONN社はドラム製造から撤退してしまいます。リーディーはスリンガーランド社へ、ラディック&ラディックはWFL社へ、その権利が売却されたわけです。WFL→ラディックとなり、その後の快進撃はもうご存知のとおりです。


ということで、ビンテージ・ドラムの中でも、まさに“幻”の存在となっている“リーディー&ラディック”。特にリーディーの特徴を継承したスネア・ドラムの上位機種、“Broadway”や“New Era”は、最も貴重なスネア・ドラムと言っていいと思います。何より楽器として抜群の完成度で、そのサウンドの素晴らしさは特筆ものだと思います。この時代の、このメーカーの、シェルの“木”とパーツ類の“金属”が、とにかく素晴らしいんですね。Broadwayの6.5”と5.5”、New Eraの4.5”、現在、「ビンテージ・ドラムの館」にすべて揃っているのは、まさに奇跡かもしれません。

“リーディー&ラディック”……1951年〜54年という非常に短い期間に存在した幻のドラム・ブランドです。その名の通り、リーディー社とラディック&ラディック社の特徴を合わせた画期的なドラムでした。
1929年、アメリカを代表する2大メーカーであったリーディー社とラディック&ラディック社は、親会社が同じCONN社となり、どちらもその拠点はインディアナ州エルクハートにありました。それぞれに素晴らしいドラムを製造していたのですが、U.G.Leedy氏の死去(1931年)や、William F.Ludwig氏、同二世氏の独立(WFL社/1937年)によって、リーディーとラディック&ラディックは、その輝きを失っていったのです。
そして戦中後の混乱を経て、満を持して登場したのがリーディー&ラディックです。
1955年にCONN社はドラム製造から撤退してしまいます。リーディーはスリンガーランド社へ、ラディック&ラディックはWFL社へ、その権利が売却されたわけです。WFL→ラディックとなり、その後の快進撃はもうご存知のとおりです。


ということで、ビンテージ・ドラムの中でも、まさに“幻”の存在となっている“リーディー&ラディック”。特にリーディーの特徴を継承したスネア・ドラムの上位機種、“Broadway”や“New Era”は、最も貴重なスネア・ドラムと言っていいと思います。何より楽器として抜群の完成度で、そのサウンドの素晴らしさは特筆ものだと思います。この時代の、このメーカーの、シェルの“木”とパーツ類の“金属”が、とにかく素晴らしいんですね。Broadwayの6.5”と5.5”、New Eraの4.5”、現在、「ビンテージ・ドラムの館」にすべて揃っているのは、まさに奇跡かもしれません。
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