ビンテージ・ドラムとおやじバンド

ビンテージ・ドラム(1946~1978)コレクションの紹介。

’52 Leedy & Ludwig BROADWAY “New Era” 4.5x14

2009-01-31 11:49:40 | ビンテージ・ドラム
Leedy & Ludwig “New Era”  このスネアは4.5インチの薄型スネア。ダウンビート・スネアの基となったものです。以前ご紹介したLeedy & Ludwig 5.5x14 のBROADWAY のシリーズです。 16 のSmall Leedy Lugs そしてストレイナーはP-84 Small Pioneer Strainer (338-Strainer) を装着した 4.5x14 の大変貴重なスネアです。
Leedy & Ludwig の製造期間が 1951~1955 の5年間(この“New Era”の製造期間は52~54年の3年間)しか無かった事と、LEEDY社との合併で、双方の技術の良いところが結集された素晴らしいスネアです。
このスネアは5202 のDate-Stamped が押されている事から、1952年(昭和27年)2月の製造で合併してすぐに作られたものだとわかります。今から57年前のスネアとは思えない程奇麗で輝いています。

Ludwig '60s Jazz Festival Black OysterPearl

2009-01-24 23:35:34 | ビンテージ・ドラム
ビートルズのリンゴスターで知られているLudwig-Jazz Festival Black Oyster Pearlです。アメリカを回ってみて、数の少なさにびっくりしました。
リンゴファンのコレクターなら必ず1台は持っているはずが、あまり見かけません。
持っている人はなかなか手放さないのと、絶対数が少ないのでしょう。
今回のNYのコレクターの一人がBOPを持っていましたが、大切にケースに入れて、手も触れさせてもらえませんでした。
でも、その気持ちはとても良くわかります。(だってお宝なんです!)
このJazz Festival Black Oyster はヘッドもスナッピーもすべてオリジナルと云う大変貴重な「お宝」です。

Gretsch-'70s-Walnut-Lacquer-18.12.14+snare

2009-01-24 21:01:16 | ビンテージ・ドラム
グレッチのBD18インチ、ウォールナット・Kitです。このグレッチは70年代最初期の物で、60年代のレールマウント・タムホルダーを装備したとても珍しいセットです。  50年代、60年代に多かった赤やブルーのスパークルカラーとは異なり、今までに無かったウォールナット・ラッカー仕上げもこのセットを品良く作り上げています。
スネアもこのセットと伴にオーダーされた、5x14,10テンションのスネア-4158 レアで素晴らしくマッチしています。
ジャズドラマーなら誰もが憧れる魅力的な小口径Drum!
また、このセットはヘッドからすべてオリジナルと云う、コレクターならではのGretsch・Kitです。

ニューヨークを探す!

2009-01-19 14:54:55 | ビンテージ・ドラム
ビンテージドラムを探してNYへ来ました。完璧なフルオリジナルで、奇麗で傷のないドラムを買い付けるのには、やはり現物を見なければなりません。
そこで今回はアメリカの友人の紹介でNYのコレクターのところを数カ所歩いてきました。
一般のDrum Shop と違いビンテージの美しさとレアな部分を兼ね備えた、目を見張る様な素晴らしいドラムが多く、まさに私好みの物ばかりです。
セット、スネア、ハードウエアー等どれも美しく輝いていました。
やはりこの方達も私と同じで、商売より「道楽」の域を免れません。
お聞きすると、「ここまで集めるのに大変な労力とお金がかかっている、もし譲る時は大切にしてくれる人に譲りたい!」「私も同感!」と意気投合し、楽しいひとときを過ごしてきました。
また、NYを食べて飲んでJAZZを聞いて最高に楽しい旅でした。
買った物は徐々にHP『ビンテージドラムの館』にアップしていきますね。

レノンとヨーコのダコタ・ハウス

2009-01-19 13:46:50 | ビンテージ・ドラム


12月のニューヨークはとても寒く、この日は最高気温0℃最低-8℃でした。

私がこのマンハッタンで最初に思い浮かべるのが、あのジョン・レノンが殺害されたダコタ・ハウスだ。
1980年12月8日午後10時50分、レノンとヨーコがスタジオでの作業を終え、リムジンでダコタ・ハウス前に降りた時、待ちかまえていたマーク・チャップマンのリボルバーから5発炸裂、その内の4発がレノンを打ち抜いた。

すぐにルーズベルト病院に搬送されたが、11時過ぎに失血性ショックにより死亡、享年40歳でこの世を去った。
レノンの死亡時に病院のスピーカーから流れていた曲はビートルズの「オール・マイ・ラヴィング」だったと云う。

ジョンとヨーコが暮らしたダコタ・ハウスにて。  心よりご冥福をお祈りします。