Vintage Drum ReView -ドラマーを支え続ける古き佳き楽器たち-

いよいよビンテージドラムを綴った本格的な冊子が、リットーミュージックから発売されました。
いままで“Drum Magazine”に連載されていたものを集大成にまとめた、ドラマー必読の書です。　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　ブラックオイスターのカバーが何とも素晴らしい！


内容は、1,Drum Kit & Snare Drum アメリカ・メーカー編、ヨーロッパ・メーカー編と日本・メーカー編に分かれ、アメリカ編では Ludwig, Gretsch, Slingerland, Rogers,
Leedy,他、ヨーロッパ編には、Sonor, Premier, Olympic等、日本編には、Pearl, YAMAHA, Tama, Negiの各社が登場する。

2,Cymbal では、シンバル・メーカーの歴史や Zildjian, Paiste が紹介されている。

また、番外編で　3,Hardware & Other Items として、ペダルやスタンド類も紹介されていて、ドラマーのバイブル的要素を持つ素晴らしい一書である。

なかでも是非読んで頂きたいのが、最後の＝番外編放談＝「なぜ古いドラムを使うのか？」　このページは、メイン執筆者の藤掛正隆氏とリズム＆ドラム・マガジン元編集長の小宮勝昭氏との対談である。
歯に衣を着せぬ！藤掛氏と小宮氏のバトルは共感に値する。

（本誌作成にあたり、取材協力に参画させて頂きました）