今回は、Ludwig '70s Black Beauty の偽物が横行している様ですので、本物と偽物について検証してみたいと思います。
ネットやオークションで買われた物が、本物かどうか?疑問を持つ方が多く、私のところへのご質問が数件ありましたので、検証してみました。
①最初に、持った時の重さがまず違います。本物と偽物とでは、倍近く本物の方が重い。
②しかし見た目ではわからない程精巧にできています。
③それでは写真で比較してみましょう。

本物のブラックビューティ 14x6.5です。

こちらが偽物のブラックビューティです!
ちょっと見では、完全に騙されてしまいますね!
それではバッジを見てみましょう。

こちらが本物です。ブルーオリーブバッジを止めてあるグロメットがブラス製です!

偽物はスチール製かステンレス製で止めてあります!
(このバッジは、如何にも他のスネアから剥がし取って付け替えた感じの傷が見られますね!)

バッジの裏側を見てみると、グロメットが綺麗に可〆られています。

偽物の方は、グロメットを可〆ていません!バッジとグロメットをセメダインか何かで接着しています。

そして、シェルのエッジ部分も折り返し幅が本物は広く、2cm 近くあります。

偽物は、1センチ未満で、8mm程度の折り返し幅しかありませんでした。


本物と偽物を比較するとこんなに違っています!(上が本物、下が偽物です。)

シェルのセンタービートとインペリアル・ラグとの取り付け部分も、とても丁寧に装着されています。

偽物は、シェルとラグとの間に隙間見られます!(センタービートのサイズが違う!)

本体の重さの違いは、シェルの厚みにもあります。本物は1.6mmありました。

偽物は、1.3mmでシェル自体が薄くできています。
一番肝心な、ラディックのブラックビューティはシームレスシェルなんです!
しかし偽物にはシェルに繋ぎ目がありました!


(本物のシェル)


(繋ぎ目が良く分かる、偽物の証明!)
以上が70年代のブラックビューティの模造品(偽物)の見分け方について、検証してみました。
これだけ偽物が数多く横行していると云うのは、①まず貴重である事。
②1977年から79年の約3年間しか作られていなかった。③また金額も高価だった為、数が少ない。等が考えられます。
それらの点から ブラックビューティこそ、見て!叩いて!確かめてお買い求めになる事をお勧めいたします。
以上、ブラックビューティについて!でした。
(文責:伊藤孝秋)
ネットやオークションで買われた物が、本物かどうか?疑問を持つ方が多く、私のところへのご質問が数件ありましたので、検証してみました。
①最初に、持った時の重さがまず違います。本物と偽物とでは、倍近く本物の方が重い。
②しかし見た目ではわからない程精巧にできています。
③それでは写真で比較してみましょう。

本物のブラックビューティ 14x6.5です。

こちらが偽物のブラックビューティです!
ちょっと見では、完全に騙されてしまいますね!
それではバッジを見てみましょう。

こちらが本物です。ブルーオリーブバッジを止めてあるグロメットがブラス製です!

偽物はスチール製かステンレス製で止めてあります!
(このバッジは、如何にも他のスネアから剥がし取って付け替えた感じの傷が見られますね!)

バッジの裏側を見てみると、グロメットが綺麗に可〆られています。

偽物の方は、グロメットを可〆ていません!バッジとグロメットをセメダインか何かで接着しています。

そして、シェルのエッジ部分も折り返し幅が本物は広く、2cm 近くあります。

偽物は、1センチ未満で、8mm程度の折り返し幅しかありませんでした。


本物と偽物を比較するとこんなに違っています!(上が本物、下が偽物です。)

シェルのセンタービートとインペリアル・ラグとの取り付け部分も、とても丁寧に装着されています。

偽物は、シェルとラグとの間に隙間見られます!(センタービートのサイズが違う!)

本体の重さの違いは、シェルの厚みにもあります。本物は1.6mmありました。

偽物は、1.3mmでシェル自体が薄くできています。
一番肝心な、ラディックのブラックビューティはシームレスシェルなんです!
しかし偽物にはシェルに繋ぎ目がありました!


(本物のシェル)


(繋ぎ目が良く分かる、偽物の証明!)
以上が70年代のブラックビューティの模造品(偽物)の見分け方について、検証してみました。
これだけ偽物が数多く横行していると云うのは、①まず貴重である事。
②1977年から79年の約3年間しか作られていなかった。③また金額も高価だった為、数が少ない。等が考えられます。
それらの点から ブラックビューティこそ、見て!叩いて!確かめてお買い求めになる事をお勧めいたします。
以上、ブラックビューティについて!でした。
(文責:伊藤孝秋)
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