てなもんや日記

観た映画、読んだ小説・マンガ、
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テキトーブログですw

映画大好き2011 その9「武士道シックスティーン」

2011年01月14日 | 映画大好きsince2005
青春映画も観ます^^

武士道シックスティーン
監  督:古厩智之
CAST:成海璃子/北乃きい/板尾創路 他

家が剣道場で、小さい頃から剣道一筋の剣道エリート香織(成海璃子)は、



中学の大会で唯一負けた早苗(北乃きい)を追って同じ高校へ進学する・・・もちろんリベンジのために
しかし早苗は勝ち負けよりもただ剣道が好きなだけという少女だった



全く剣道への想いが違う二人だったが剣道を通して徐々に理解し合っていくが・・・

二人の若手女優の青春っぷりが眩しいデス><

私も剣道をしていたので剣道自体にはまあまあ思い入れがありますが、
それでも女子高剣道が舞台だなんてありえないマイナー設定ですな
でもブカツって青春だし熱いですね
そのあたりはとてもよく描かれていますね



成海さんと北乃さんはどちらもこういう青春ものが似合います^^
なんか、キラキラしてます

原作の小説は「シックスティーン」「セブンティーン」「エイティーン」と、
多分高校時代の1年ずつ描かれていると思います(読んでないので^^;)が、
映画では「セブンティーン」のかかりくらいまでなので、
是非原作全部読んでみたいと思います^^

中々のヒットでした~


オススメ度(5点満点):★★★★

映画大好き2011 その8「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」

2011年01月13日 | 映画大好きsince2005
まだ勢いが続いています^^

冷たい雨に撃て、約束の銃弾を
監  督:ジョニー・トー
CAST:ジョニー・アリディ/アンソニー・ウォン/ラム・カートン/ラム・シュー 他

中国人の会計士とその一家が襲撃され、夫と子どもは惨殺、妻も瀕死の重傷を負った
その妻の父である初老のフランス人コステロは、昔ギャングであり、
頭にはその時受けた銃弾が残ったままであり記憶障害がおこっている・・・
通常の記憶も薄れがちなうえ、すべての記憶も徐々に失っていくが、



娘一家の復讐を心に誓い、偶然出会った3人の殺し屋に犯人探しと復讐を依頼し行動を共にする・・・
復讐の中で思わぬ展開に窮地に陥る4人だったが、
そんな戦いの中で友情に近い感情が芽生えていくのだった・・・

原題は「VENGEANCE=復讐」ですけど、
このちょっとくどいような邦題もいいですね^^作品全体をうまく表しています

主人公のコステロさんは、かなりひどい記憶障害であり、
写真がないとすぐに仲間の顔も忘れてしまうほどで、
最終的には自ら望んだ「復讐」の理由も薄れていきます・・・
殺し屋の3人は、「記憶もないのに復讐することに意味があるのか?」と自問自答しつつ、
友情が芽生えたコステロとの約束をキッチリ守り、そして勝ち目のない戦いに挑みます



美しい男の、いや漢の有情ってとこですかね

そんな3人の思いに報いるかのようなラストはちょっとできすぎかもしれませんが、
爽快であり、また救われたような気にさせてくれる終わり方でしたね

ちょっとドンパチが苦手な人にはしんどいかもしれませんが、
中々魅せる作品でしたよ~


オススメ度(5点満点):★★★★

映画大好き2011 その7「必死剣 鳥刺し」

2011年01月10日 | 映画大好きsince2005
三連休で4本・・・いい感じですね^^

必死剣 鳥刺し
監  督:平山秀幸
CAST:豊川悦司/池脇千鶴/吉川晃司/岸部一徳 他

江戸時代の東北のとある藩では、主君の愛妾がその立場を利用し、暴政の限りを尽くしていた・・・



しかしある日、その妾を家来である兼見(豊川悦司)が思い切って刺殺する
死罪を期待していたかの兼見の思惑とは異なり、助命及び1年の閉門の末、



よりによって主君の間近の近習頭取となり居心地の悪い日々をすごす・・・
そして中老・津田からある藩命が兼見に下る。
それは、彼が独自に編み出した必死必勝の剣「鳥刺し」で、
主君に敵対する剣豪・帯屋隼人正を討てというものだった・・・

最近時代劇が自分の中で熱いですね^^
日本人の魂が今頃疼いてきてるんでしょうかね?
それともただの年かな^^;年でしょうね



この作品は藤沢周平原作の「隠し剣」シリーズの傑作と言われているそうです
「鳥刺し」って最初「何じゃそりゃ」でしたが・・・
作品の宣伝にもある「時代劇を変えるラスト15分の殺陣」の後に繰り出される「必死剣・鳥刺し」を見ると・・・

すっげえ~!!!ってなります

最強の剣を持つが故にそれを利用され、危機に追い込まれる・・・
そんな結末にも顔色一つ変えず最後まで戦い抜く主人公、泣かせますTT

死地を失い失意の中での謹慎や、謹慎後の放浪、
亡き妻との思い出や、身の回りの世話をしてくれ想いを寄せてくれる妻の姪との心のふれあいなど、
その他いいシーンも多いのですが、やはりすべてはラスト「鳥刺し」に集約されます

中々手に取ることが少なそうなタイトルですが、結構オススメですね^^


オススメ度(5点満点):★★★★

映画大好き2011 その6「ヒックとドラゴン」

2011年01月10日 | 映画大好きsince2005
劇場での3D版は見逃してしまったのですが、BDを待ってました^^

ヒックとドラゴン
監  督:クリス・サンダース
CAST:ジェイ・バルシェル/ジェラルド・バトラー 他

バイキング=海賊が暮らすバーク島では、たびたびドラゴンたちの襲撃を受けてきた・・・
そのため彼らバイキングたちは、自分たちを襲うドラゴンを憎み、村を守るためにドラゴンたちと戦い続けていた
しかし族長の息子であるヒックは、気が優しくて非力な落ちこぼれで、父親からも見放されかけていた
そんなある日ヒックは、傷ついて飛べなくなったドラゴン「トゥース」と出会う。



みんなには内緒で、こっそりエサをあげるようになったヒックは、次第にトゥースと心を通わせていく。
やがて、ドラゴンが決して自分たちの思っていたような恐い存在ではないと気づき始めるヒックだったが・・・

この「ヒックとドラゴン」はちょうど「トイストーリー3」や夏休みの大作に隠れてしまって、
劇場公開も静かに終わっちゃいましたが、評価は高かった作品です^^ホント3Dで観たかった



心優しい少年が傷ついたドラゴンと友情を通わせ、二人で自由に大空を翔け巡ります
この空を翔るシーンが「3D」で観られたらなあって後悔するほど素晴らしい^^
まあ、2Dでも十分の迫力あり興奮するシーンになっています

またいろいろなドラゴンの姿も楽しいですし、彼らと結構対等に戦っているバイキングがたくましいですね



ラストはちょっとこういうアニメではないような展開が待っているんですが、
それを踏まえてはじめて「対等」な存在となり、「共生」していくという道が示されて万々歳のラストで、
それもまたいい感じでしたね

「トイストーリー3」と並んで、子どもから大人までオススメの1本です


オススメ度(5点満点):★★★★★

映画大好き2011 その5「アデル/ファラオと復活の秘薬」

2011年01月09日 | 映画大好きsince2005
新年はいつもどおり飛ばして行きます^^

アデル/ファラオと復活の秘薬
監  督:リュック・ベッソン
CAST:ルイーズ・ブルゴワン/ジル・ルルーシュ 他

フランスで人気のコミックの実写化したヒロイン・アドベンチャーだそうです
そして監督は「レオン」のリュック・ベッソンです
1911年、世界の不思議と秘宝を追う女性ジャーナリスト、アデルは、
最愛の妹の命を救うため、古代エジプトの“復活の秘薬”を求めてエジプトへとやって来る。
同じ頃、パリでは謎の怪鳥が現われ、人々を恐怖に陥れていた・・・



主人公のアデルは、さすがに生き生きと、時にシリアス、時にコミカルに魅力的に描かれていますね
ヒロインを輝かせることに関してはさすがリュック・ベッソンですね

ただ、その他、ストーリーといい、展開といい、その他もろもろは・・・
もうリュック・ベッソンは終わったのかな?って思っちゃいますね
ま、やりたいことをやっちゃってるんでしょうね
ただ彼のやりたいこと、観せたいことが・・・古いのかなあ?

この作品もいいのはヒロインの魅力だけで、映画としてはつまらないですね
エジプトでファラオをめぐる冒険なのか、フランスでの怪鳥騒ぎを解決する冒険なのか、
ちょっと詰め込みすぎっていうか、ごちゃごちゃですね^^;
これはベッソンが悪いのではなく原作がこんなんなんでしょうけどね^^;



アデル役のルイーズさんが美人で魅力的なだけに、
今後、多分ありそうな続編に期待したいところですね


オススメ度(5点満点):★★

フォアローゼスのハイボール

2011年01月09日 | 日記風なもの^^;
電車の吊広告に釣られて買ってみました

いま流行りのハイボールです^^



コンビニ限定販売で、「フォアローゼス」「I.W.ハーパー」のがあります

フォアローゼスが好きなので、そちらを買ってみました~

ま、味はそのまんま、フォアローゼスのソーダ割り・・・です
でもこういうのがコンビニに並ぶのがすごいですね

ハーパーは苦手なのでそちらは買わないと思いますが、
別の銘柄でもうちょっと種類出して欲しいですね^^バランタインとかね^^

映画大好き2011 その4「トロン:レガシー」

2011年01月08日 | 映画大好きsince2005
昼と夜に用事があり、その間の時間が空いてしまったので時間つぶしに観てしまいました^^;
こういう映画の見方、初めてです^^;

トロン:レガシー
監  督:ジョセフ・コシンスキー
CAST:ギャレット・ヘドランド/ジェフ・ブリッジス/オリヴィア・ワイルド 他

世界初の本格CG映画の「トロン」の続編ですね。前作はもちろん知らないんですけど
失踪した父が創り上げたコンピュータ・システムの内部世界に入り込んだ主人公が、
現実世界をも脅かす敵と戦う姿を流行の3Dで描いています



時間つぶしで観たとはいえ、結構期待してたんですよ、トロンレガシー^^

でも、途中で眠たくて、眠たくて・・・

ストーリーはこういったSFによくある設定、展開で特に響くものがないだろうとは予想してましたが、
架空世界を描いた3D映像には期待してました、が・・・



あまりにも世界感・世界設定がゲームっぽくて、
いくら映像がすごくても、実際すごい映像と思うんですが、フツーに感じてしまいました^^;
この作品で3Dがフツーに感じちゃうと、全体もフツーになっちゃいますね
親子愛とかもちゃんと描いているんですけどねえ^^;

もう少し何とかなるのではないんでしょうかね?若干惜しいなと思わせる作品でした


オススメ度(5点満点):★★★

映画大好き2011 その3「孤高のメス」

2011年01月07日 | 映画大好きsince2005
孤高のメス
監  督:成島出
CAST:堤真一/夏川結衣/吉沢悠/余貴美子 他

舞台は1989年のとある田舎の市民病院
そこは大学病院に依存し、外科手術ひとつまともに出来ない体たらくな病院だった・・・
そんな病院へ、高度な外科医術を身につけた医師・当麻が赴任する。
院内の慣例に囚われず、患者のことだけを考えて正確かつ鮮やかに処置を行う当麻のひたむきな姿勢が、
腐敗した病院に風穴を開け、オペ担当のナースの浪子(夏川結衣)も仕事への情熱を取り戻していく



そんなある日、末期の肝硬変の患者を救うため、
当麻は唯一の手段であり日本ではまだ認められていない脳死肝移植を施すことを決断するのだが・・・

重厚なそして感動させられる作品でした

医療社会の慣習に囚われず、ただ目の前の患者を救うことだけを考える孤独な医師のお話っていうのはありがちですが、
この作品ではその医師だけでなく、その影響を受けた看護師など周囲の成長がしっかり描かれていて、
そちらに感動しましたね



特にもう一人の主役というべき看護師の浪子は、
当麻医師がくるまではダメな病院の慣習の中でやる気も失って、ただ作業としてオペに向かっていましたが、
当麻と接することにより人の命を救うという喜びと誇りに目覚め、そして彼女自身も輝いていく
そんな様子がキッチリと描かれていて感動しました
仕事って、医師や看護師に限らず、こうあるべきですよね^^;

また、当麻はオペ中に演歌、特に都はるみを流すんですけど、
そういったちょっとコミカルなところも親近感を覚えてよかったですね^^



脳死からの臓器移植という現代でも非常に難しい問題についても、
終盤の脳死間移植のドナーとなる少年とその母親の「人の役に立つ」「命をつなぐ」という気持ちがあるにもかかわらず、
マスコミの過熱報道や警察の介入などをとおして問題の重大さと移植の必要性を考えさせてくれます。

奇しくも同じ堤真一さん主演の日航機墜落事故での新聞記者の戦いを描いた「クライマーズ・ハイ」と同じく、
今回は医療のあり方と命の尊さについて改めて考えさせられました


オススメ度(5点満点):★★★★

映画大好き2011 その2「息もできない」

2011年01月05日 | 映画大好きsince2005
やはりこの時期だけは順調です^^今年2本目です

息もできない
監  督:ヤン・イクチュン
CAST:ヤン・イクチュン/キム・コッピ 他

子どもの頃に父親の暴力が元で母と妹を失い、愛を知らず孤独に暴力の世界に生きてきた主人公サンフン
日々借金取りの仕事の中で暴力に明け暮れるサンフンだが、
ある日道端で暴力に全く動じない女子高生ヨニと出会う
ヨニもまた母親を失い問題のある家庭で孤独に暮らす少女だった・・・



そして互いに孤独を抱える二人は徐々に気持ちを通わせていく・・・
ようやく温かい何かを見つけかけたサンフンだが、愛を目の前に悲劇が襲う・・・

前から観たかった話題の韓国映画です
韓国映画って一時あんなに熱心に観てたのに、ホント久々です

まず、監督・脚本から主演まで演じたサンフン役のヤン・イクチュンに拍手です
見た目とても怖そうなんですが、そんな怖い暴力ばかりの姿に、寂しさと優しさを見事に醸し出しています
この映画、最初から最後まで殴って蹴っての暴力シーンばっかりなんですが、
どのシーンを観てもただの暴力ではなく、憤りやもどかしさ、寂しさ、混乱、もちろん怒りもですが、
あらゆる感情が込められていますすごいです
「BREATHRESS=息もできない」ってタイトルに納得のまさに息もできないくらいズンと心に響く作品です



また、女子高生ヨニ役のキム・コッピも、
もの静かなフツーの女子高生のたたずまいの中に、
主役のものすごい暴力にも全く負けないせつない感情を込めてくれています
このコ、今後注目ですよ^^

北野映画にも通じるようなバイオレンスは観る人を選んでしまいそうですが、
その中に潜む切ない感情のやり取りこそがこの作品の真髄だと思います
是非是非観ていただきたい傑作です


オススメ度(5点満点):★★★★★

映画大好き2011 その1「時をかける少女」

2011年01月03日 | 映画大好きsince2005
今年こその映画100本計画ですが、なんとかお正月にスタートできました

時をかける少女
監  督:谷口正晃
CAST:仲里依紗/中尾明慶/安田成美 他

筒井康隆の名作SF小説が原作の・・・みんな知ってますね
これをアニメ版でもヒロインの声を務めた仲里依紗が主演で実写映画化しております^^
「リメイク」ではなく、なんとなく続編的な感じですかね?アニメでなく小説の、ね

高校3年生の芳山あかり(仲里依紗)は、交通事故に遭い昏睡状態の母親・和子の願いを叶え彼女を目覚めさせるために、
彼女が開発した薬を使って1972年4月にタイム・リープすることを決意する・・・はずが、



間違って1974年2月にタイムリープしてしまう
仕方なく、偶然出会った映画監督志望の大学生・涼太に手伝ってもらいながら、



母の願いである深町一夫探しを始めるあかりだったが・・・

最初にも書きましたが、原作の続編的なお話なので、
原作や原田知世の映画を知らないと面白さ25%くらい減です^^;多分
私は何故だか去年原作小説を読んでいたので、かなり面白く観ることができました

とにかく仲里依紗さんが素晴らしいですね
現代から1974年に迷い込んだ現代風女子高生をうまく演じていると思います
特にラスト、街中を駆け抜けるシーンや涙するシーンなんかはやられちゃいます



これでこのコ、ゼブラクイーンとかメイド棋士とかできるんですから、
もうなんでもこいって感じですね^^好きな女優さんのひとりです

作品自体、名作ですが、ちょっと昭和チックで、舞台の1974年とも合わせてノスタルジー感がいいですね

これも名作だと思います^^


オススメ度(5点満点):★★★★★(お正月なので+1加点気味ですw)