てなもんや日記

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キャッチャー・イン・ザ・ライ

2010年06月10日 | 日記風なもの^^;
キャッチャー・イン・ザ・ライ
著者:J・D・サリンジャー
訳者:村上春樹



村上さん翻訳の「ロング・グッドバイ」が良かったので、
調子に乗ってもう一冊読んでみました


が、


読み終わるのにメッチャ時間かかりました

翻訳書では「ライ麦畑でつかまえて」という元祖があり、
その書名だけは知っていましたが、読んだことはありませんでした。
タイトル的にラブストーリーかと勘違いしてましたし



でもこれって思春期の感受性豊かな青年の葛藤みたいなものを描いた名著だったんですね
恥ずかしい勘違いでした


さて感想ですが、アマゾンのレビューなんか見てると、
何年かごとに読み返すなど、長年読んでいるといった絶賛派が多いですね
読む側の年齢で読後感が変わるというのは名著の証だと思います

ただ、私の場合、おっさん過ぎたのか、全然共感できない・・・
ただただ「ちょっとこのコ(主人公のことね)アタマおかしいんじゃないの?」と、
ずっと嫌な感じで読み進めていきました^^;
20代そこそこで読めばまたイメージ違ってたんでしょうかね

それともう一つ中々読み進めず、そして話に入って行けなかった原因に、
「村上春樹訳」があったと思われます

村上さんの作品に出てくる主人公って、みーんなどこかひねてるっていうか、
「暗い性格」な描き方してるように思うのですが、
その描き方で、ただでさえ反抗的満々な思春期の青年なんか描いてるもんだから、
もうその「悶々度」は酷いことになってます
(あくまで私見ですから~

ということで、読み終わるまでメッチャ時間がかかったにも関わらず、
心には何も残らない残念な結果となってしまいました^^;

60才くらいになったらもう一度読み返してみます^^;


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