映画大好き２０１０ その４５「十三人の刺客」

また試写会に行ってきましたｗ

十三人の刺客
監　　督：三池崇
ＣＡＳＴ：役所広司／市村正親／山田孝之／稲垣吾郎　他多数

江戸時代末期、将軍の弟でもある明石藩主・松平斉韶（なりつぐ）は、
残虐な暴君として領地以外でも猛威を振るっていた・・・
その斉韶が老中となることが決まり、幕府の存亡に危機感を募らせた老中・土井利位は、
島田新左衛門（役所広司）に斉韶暗殺の密命を下す



甥の新六郎をはじめ腕に覚えある男たちを集めた新左衛門は、
総勢十三人の暗殺部隊を組織、入念な計画を練り上げていく・・・
しかし、斉韶の腹心・鬼頭半兵衛（市村正親）もまたその動きを察知し、
斉韶を守り抜くべく周到な準備を進めていた・・・



いやあ、面白かったです
映画館でないホールでの試写会だったからか、
私の席まわりのおばちゃんたちが「きゃっきゃっ」「わいわい」と、
最初は「マナー悪いなあ・・・」とむっとしてましたが、
そのうち「ここはお茶の間かっ！」って心の中で笑いながら突っ込んでましたｗ
おばちゃんたちをそこまではしゃがせる面白さなんですね＾＾



役所さん市村さんのライバル二人はもちろん、
刺客の猛者の皆さんたちの戦う様や死に様は迫力十分でした～
伊勢谷さんの山の民のコミカルなところはいらない気もしますが、
あれがないとちょっと凄惨すぎるだろうからちょうどいいのかな＾＾；



これら大御所の立ち回りやそれぞれの死に様の見せ場を差し置いて、
一番良かったのは何といっても吾郎ちゃん
残虐非道な暴君役ですが、はまってます
無表情で女を犯し老人子どもを殺しまくるこの非道さ！
それがまた吾郎ちゃんにめっちゃマッチングしてるんですな
最後までこの非道さが目立った作品でした～＾＾

時代劇好きの人も三池作品好きの人にもオススメです


オススメ度（５点満点）：★★★★★