ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

インナーヴォイスの命じるままに

2024-04-02 07:59:53 | エッセー
 生まれつき感覚的なので、行動を起こすときあまり考えたことはない。
長年かなり直感的に生きてきたので、慎重派の人から見ると呆れられる
かも知れないが、夫はほとんど反対したことはなく、さりげなく協力して
くれた。
※東大教授 石川中先生(心身医療)

 でも、行動が早いので引き下がるのも早いため、失敗したことは一度も
なかった。そのため、比較的幸運な人生を歩めたのは、人との出会いだった。
 私にとっては「まるで雲の上のような存在の先生方」何人にも巡り合え
強力にサポートして下さったり、アドバイスして下さったりし道は拓かれた。
※筑波大教授 佐々木雄二先生(心理療法)
 
晩年の今以前から考えていたが、どうしてもやりたいと思うことができ
行動したのは、私にはもうあまり時間がないからだ。
 いくら元気でも年齢には逆らえないので、昨日その1歩が始まった。
※日本医科大教授 品川嘉也先生(著書の対談 脳科学)

 以前のように強力にサポートしてくれる人は誰もいない、過去の実績から
自分が立ち上げる。「エイジポジティブの会」は、一人で企画構成し、指導
するがすべて自分だけ、ちょっと大変だが、こんなやりがいのあること
はない。昨日訪問医療の先生が何気なくもらした「奥さんが凄い人だから」
の一言が、私の背中を押してくれた。それは心理のプロとして、認知症の
夫が未だに元気だからで、2年ほど前にも松沢病院の主治医が「もしか
したら、奇跡に近いかも知れない」とおっしゃったこともあった。
 認知症13年の夫の介護を、未だに「介護度1」の実績もある。

※作家 青木雨彦先生(文章)
 
 たとえそれが実現できなくても、誰にも迷惑をかける訳ではない。
多分人生最後のステップだと思うが、後悔した人生は送りたくない
自分のために行動するのみだ。夫は明るく元気でよく食べてくれた。
 今朝の空はスッキリ晴れて真っ青で、まるで今の私の気持ちのようだ。
※医療催眠法権威 医学博士森貞一先生(医療催眠法)

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