ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

能里子のワンポイントアドバイス

2024-05-19 04:37:10 | エッセー
☆腸と心身との関り 
 私達の体には約60兆の細胞があると学習しましたが、現在では37兆
と言われています。その10倍ほどの細菌細胞があるそうで、人間の体に
住みついている細菌やウイルスは、神経系と相互作用し、化合物を作り
出し、それらが不安やストレスなど心に大きく影響しているようです。
 正常な腸管と精神状態とは密接な関係があり,言いかえれば、腸が健康
であれば、精神状態も安定しているようです。

 また腸は「第二の脳」とも言われますが、昔ある大学の講座で「近い
未来には腸から精神疾患も治療できる」と学習しましたが、それは現実に
近づきつつあるようです。また、免疫力の7・80%は腸にあると言はれて
いますが、腸管は9層になっていて大変複雑な器官です。 
 体はブラックボックスですが、だんだん体の中が解明されるにつれて
副作用のない、いろいろな治療法が開発されているようです。
 私自身は生まれつき腸が弱く、いつもお腹が痛かったり、ゴロゴロしたり
便秘と下痢をくり返し、いろいろやっても全然良くなりませんでした。

50代の後半に新聞記事で「カプセルに入って直接腸まで届くヴィフイズス菌
ができた」ことを知り(これだ!)と閃き、すぐに取り寄せ続けて飲み続け
ました。長年お腹については学習していたので「お腹から年を取る」知識
があり、お腹は調子が良い夫にも勧め、それ以来一緒にずっと飲んでいます。
 私は体質が変わったようにお腹の調子がよくなり、老夫婦は長年予防注射
もしないで、風邪を引いたことはありません。
 また、体調を崩しても、怪我をしてもその自然回復能力は高齢なのに
驚くほど早いのは、多分腸がその能力を十分発揮しているからだと信じて
います。

 これは私だけではなく、91歳で認知症歴13年の夫は3年程前に
精神科の主治医から「もしかしたら奇跡に近いかも知れない」と言われ
たほど元気です。昨年の夏コロナにかかりましたが、二人共熱も出さず
大変軽く済みました。あなたも心身とも健康で、快適な毎日を過ごす
ために、大切な腸の調子を整えては如何でしょうか!
 そのため、効き目のある発酵食品や、繊維の多い野菜類、海藻、豆類
など、毎日食べるように十分注意なさることをお勧めいたします。
 夫がいろいろな病気がありながら穏やかで長生きしていること、また
88歳にしてセミナーを立ち上げた私の気力は、そんな生活の対応法が
多分精神性にも大きな関りがあったのではと実感しています。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 巴里の香り | トップ | 人生100歳時代を実感して »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

エッセー」カテゴリの最新記事