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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■方法俳句568「鬼やらい最後の豆をわれに打つ」(川嶋隆史)

2022-02-03 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句568・同質回帰33/55・川嶋隆史01・2022-02-03(木)
○「鬼やらい最後の豆をわれに打つ」(川嶋隆史01)
○季語(鬼やらい・晩冬)(「→現代俳句データベース」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:作者が豆まきの役を担っている。一通り他者への豆まきを終えた後のことである。最後の豆は我が身の中の鬼に打つ。それが豆まき終了の合図である。

川嶋隆史(かわしまたかし)
○好きな一句「黙禱のなかの沸点あぶらぜみ」02
○季語(あぶらぜみ・晩夏)

【Profile】:1931年福島県いわき市出身。1947年より作句。→秋元不死男、→和知喜八に学ぶ。「響焔」(→米田規子主宰)・「朱夏」(→酒井弘司主宰)同人。


川嶋隆史掲載句
03しみじみと水に味ある孟蘭盆会(孟蘭盆会・初秋)〈五感595・味覚39味6〉2022/8/13


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