俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0162・死(超次元)01・和知喜八01・2014-02-16(日)

2014-02-16 09:29:52 | 次元俳句
●次元俳句0162・死(超次元)01・和知喜八01・2014-02-16(日)
 
 

○「人の死は灯をこうこうと朧なり」『羽毛』(1982)(和知喜八01)

季語(朧・春)

 次元俳句の「超次元」として「彼岸」「夢」などをあげました。今回は「死」。夜通し通夜の灯りを煌煌と灯しています。彼岸へと向かう死者の足許を照らす灯です。

 

和知喜八(わちきはち)(1913~2004)

代表句「戻り寒灯はむきなおり蟇」02

季語(戻り寒・春)

東京都町田市生まれ。中央大学法科卒。日本鋼管勤務。1937年「馬酔木」に投句。→加藤楸邨に師事し、1940年「寒雷」創刊時に入会。戦後は職場の日本鋼管川崎製鉄所を素材に、職場俳句を推進。1958年「響焔」を発行し、のち主宰に。→俳人一覧(

〈1年前の記事〉

 
●特集俳句0116・楽器05=喇叭・橋本夢道・2013-02-15

●特集俳句0116・楽器05=喇叭・橋本夢道・2013-02-15「僕を恋うひとがいて雪に喇叭が遠くふかるる」(→橋本夢道03)季語(雪・冬) 前回の...
 
コメント