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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五体俳句589「夏痩のそびらをうたす湯滝かな」(『多摩川』1943)(田島柏葉)

2022-06-28 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句589・そびら2・田島柏葉01・2022-06-28(火)
○「夏痩のそびらをうたす湯滝かな」(『多摩川』1943)(田島柏葉01)
○季語(夏痩・三夏)(「俳句αあるふぁ2014年10-11月号」より引用)※そびら【背】:せ。せなか。【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:温泉の滝に夏痩せの背中を打たす。修行というほどではない湯治の情景であろう。温泉の効能に富んだ成分を思う存分に浴びる。

田島柏葉(たじまはくよう)(1900~1955)
○好きな一句「霜柱苔をうかすや墓の前」(『多摩川』1943)02
○季語(霜柱・三冬)(引用同上)

【Profile】:東京都京橋明石町出身。→増田龍雨籾山梓月門。→久保田万太郎ら選の「春泥」に投句。龍雨選の「しまき」編集。「不易」創刊主幹。

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