俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0135・遺留品02・増田龍雨・2013-07-18(木)

2013-07-18 09:22:11 | 方法俳句

●方法俳句0135・遺留品02・増田龍雨・2013-07-18(木)

 

○「冷麦の器残りぬ大いなり」(増田龍雨01)

季語(冷麦・夏)

冷麦を食した人間はもう席を退った後のことです。器だけが遺留品として残されました。おそらく透明な硝子器でしょう。カラの器だからこそ大きく見えます。

 

増田龍雨(ますだりゅうう)(1874~1934)

代表句「洗ひ鯉日は浅草へ廻りけり」02

季語(洗ひ鯉・夏)

京都生まれ。養父の影響で俳諧に入り、後年、年下の→久保田万太郎に師事。1930年、雪中庵12世を継ぐ。

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