俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句588「大いなる山車を引くかに蟻の列」(伊藤瓔子)

2022-06-25 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句588・直喩134かに3・伊藤瓔子01・2022-06-25(土)
○「大いなる山車を引くかに蟻の列」(伊藤瓔子01)
○季語(蟻の列・三夏)(「『俳句年鑑』2017年版(角川書店)」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:蟻が引いてゆくものは既出句では「→死蝶」であったりする。→三好達治は「→ヨットのような蝶の羽」を詩に詠んだ。掲句はもう少し大型の「祭の山車(だし)」。この夏は全国の山車はよみがえるだろうか。

伊藤瓔子(いとうようこ)
○好きな一句「赤詰草母に白詰草父に」02
○季語(赤詰草・晩春)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)

【Profile】:1956年大阪府出身。「かつらぎ」の→阿波野青畝、「ひいらぎ」の→小路紫峡に師事。「ひいらぎ」(→小路智壽子主宰)同人。

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