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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■色彩俳句589「べに花に紅滲み来て人を待つ」(細谷鳩舎)

2022-06-30 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句589・紅23・細谷鳩舎01・2022-06-30(木)
○「べに花に紅滲み来て人を待つ」(細谷鳩舎01)
○季語(べに花・仲夏)(「→河北町観光協会(紅花資料館)facebook」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえけこすせそちつてとにぬねのはひふへみむめもゆ~)】【→俳句結社索引

【鑑賞】:咲き始めは鮮やかな黄色。その紅花にしだいに紅が滲んでくる時期。それは待ち人が来る時期でもある。紅花の紅は色彩俳句53・438に次いで掲句で3句目。

細谷鳩舎(ほそやきゅうしゃ)(1913~1994)
○好きな一句「葉雞頭より錦繡のはじまれり」(『細谷鳩舎集』1988)02
○季語(葉雞頭・三秋)(「→俳人協会・俳句文学館>今日の一句」より引用)

【Profile】:山形県河北町の俳人。同町に復元された旧堀米邸に「べに花‥」の碑が立つ。鳩舎は終戦直後の1945年名和三幹竹(河北町)の下で「紫苑句会」を結成し、三幹竹が亡き後は句誌「ひまわり」の選に当たった。

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