俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句566「尺雪に畝のままなる起伏あり」(『誼(よしみ)』2010)(瀧澤宏司)

2022-01-16 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句566・起伏(空間)2・瀧澤宏司01・2022-01-16(日)
○「尺雪に畝のままなる起伏あり」(『誼(よしみ)』2010)(瀧澤宏司01)
○季語(尺雪・晩冬)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いいいたうえせそてとにぬねのふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:一尺の長さは約30センチほどであるという。雪が30センチ積もるということは大雪ということであろう。尺雪(しゃくゆき)が積もったというのに畑の畝(うね)の起伏を雪面にこんもりと残している。

瀧澤宏司(たきざわひろし)
○好きな一句「今年亡き誰彼に雪降り出せり」02
○季語(雪・晩冬)

【Profile】:1934年長野県出身小諸市在住。俳誌「白露」同人。「白露」終刊後「郭公」同人。→「雲母2」へ

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