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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句564「部屋の鍵首に七日の八衢へ」(『春星』2012)(小鳥幸男)

2022-01-07 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句564・数詞効果31・小鳥幸男01・2022-01-07(金)
○「部屋の鍵首に七日の八衢へ」(『春星』2012)(小鳥幸男01)
○季語(七日・新年)(「今はじめる人のための俳句歳時記新版(角川学芸出版)」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひへほみむめもゆ~) →★俳句結社索引

【鑑賞】:七日とは正月と平日の境界線状にある日。部屋の鍵は正月。鍵を首にぶら下げて巷をうろうろする。※八衢(やちまた):道が八つに分岐している所。また、道がいくつにも分かれている辻。分かれ道が多くて迷いやすいことや、あれこれと考えて心が乱れることなどのたとえにもいう。

小鳥幸男(おどりゆきお)
○好きな一句「春星につながらむとて岬に立つ」(『春星』2012)02
○季語(春星・三春)

【Profile】:1931年岐阜県大垣市出身。15歳より「」主宰→大野林火に師事。後「」入会、同人。1991年俳誌「飛騨」創刊代表。文學の森賞受賞。

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