俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句046・胸03・大野林火

2011-06-21 00:02:20 | 五体俳句

●五体俳句046・03・大野林火

 

○「ねむりても旅の花火のにひらく」(大野林火01)

季語(花火・初秋)

旅先での宿。先ほどこの地方の花火を観てきたばかりで、なかなか眠られません。花火の残像が何度も胸に開きます。

 

大野林火(おおのりんか)(1904~1982)

代表句「あをあをと空を残して蝶分れ」02

季語(蝶・春)

神奈川県横浜市生まれ。1927東大経済学部卒。1921年「石楠」入会、→臼田亜浪に師事。1946年、俳誌「濱」創刊主宰。1969年『潺潺集』他で第3回蛇笏賞受賞。1978年、俳人協会会長就任。

大野林火掲載句

03墓洗ふ母とわれの手相触れて(墓洗う・秋)〈五体・手〉2012/8/21

04心暗く午後のビールに卓濡らす(ビール・夏)〈特集・酒呑(ビール)〉2013/5/10

05風たちて月光の坂ひらひらす(月光・秋)〈方法・オノマトペ〉2014/8/21

コメント