俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句417・乾感4・中路素童1・2019-02-06(水)
○「燕の巣軒に乾きし塩の道」(「新暦」)(中路素童1)
○季語(燕の巣・三春)(「俳句201706」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:夏の子育てをするために作られた燕の巣。軒下に乾いています。日本国内には千国街道や北国街道など、「塩の道」とよばれる街道がいくつもあるようです。
●中路素童(なかじそどう)
○好きな一句「弁天の化身となりし春の水」2
○季語(春の水・三春)(「俳句201706」より引用)
【Profile】:1930年東京都出身。1950年三井物産㈱入社。1954年、同社俳句部に加入、→松原地蔵尊の指導を受ける。同年、地蔵尊主宰の「新暦」に加入。地蔵尊没後「新暦」同人、運営同人を経て代表。