俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0315・形状発見01・松原地蔵尊01・2017-01-26(木)

2017-01-26 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句0315・形状発見01・松原地蔵尊01・2017-01-26(木)
○「降る落葉椅子の形に椅子の荷着く」(『松原地蔵尊句集』1945)(松原地蔵尊01)
○季語(落葉・冬) 「ふるおちばいすのかたちにいすのにつく」【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:分解することのできない椅子なのか、あるいは分解するのが面倒だったのか、そのままの形にに梱包した椅子が届きました。落葉は降ることをやめる気配はありません。

 

松原地蔵尊(まつばらじぞうそん)(1897~1973)
○好きな一句「武蔵野はどこもふるさと八重桜」02
○季語(八重桜・春) 「むさしのはどこもふるさとやえざくら」(→「浩洋舎ブログ」より引用)

【Profile】:富山県阿尾村出身。東京商大(現一橋大)卒。小池銀行を経て山一證券取締役などを歴任。俳句は1914年ごろから「ホトトギス」に投句。1931年に「句と評論」を創刊し新興俳句運動の指導的役割を果たした。戦後は「新暦」創刊主宰。

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