俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句0117・温感04・森玲子・2013-02-18

2013-02-18 00:00:05 | 五感俳句

●五感俳句0117・温感04・森玲子・2013-02-18


○「裸木にあるぬくもりを愛しめり」(森玲子01)

季語(裸木・冬)

本来は寒々とした裸の木。作者はそのなかにぬくもりを発見しました。「春の予感」というものではなく、冬の裸木の再発見です。樹皮に触っているのかも知れません。

 

森玲子(もりれいこ)

代表句「炎天といふ永遠の昼下がり」『水の記憶(2008)』02

季語(炎天・夏)

1928年、宮城県石巻市生れ。「れもん」の→多田裕計に師事、のち「貂」の→川崎展宏に師事。俳句結社「水」主宰。

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