俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○特集俳句0117・楽器06=三味線・鈴木榮子・2013-02-22
○「津軽三味線竹三弾けば冬の風」『薔薇枕(1993)』(鈴木榮子01)
○季語(冬の風)
【鑑賞】:楽器俳句の第6弾は「三味線」。しかも和製ロックともいうべき津軽三味線。そして、津軽三味線にはなんといっても風雪が似合います。
○鈴木榮子(すずきえいこ)
○好きな一句:「北山時雨きて鳥獣の国濡らす」『鳥獣戯画(1978)』02
○季語(時雨・冬)
【Profile】:1929年、東京本所(現墨田区)生れ。北海道拓殖銀行の職場句会で影山筍吉を知り句作を始める。1967年、→安住敦の弟子となり「春燈」入会。「鳥獣戯画」により第18回角川俳句賞。1978年、第2回俳人協会新人賞。2003年、→成瀬櫻桃子より「春燈」継承、主宰を務めた。
↓
鈴木榮子掲載句
03酉の市一筋裏を戻りけり(酉の市・初冬)〈次元673・裏16(空間)〉2024/11/5