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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●特集俳句0114・楽器俳句03=笛・澤田緑生・2013-02-01

2013-02-01 00:00:05 | 特集俳句

特集俳句0114・楽器俳句03=澤田緑生・2013-02-01


○「林中の月夜笛吹く雪女」(澤田緑生01)

季語(雪女・冬)

楽器俳句の第3弾は「笛」。俳句に登場する笛のほとんどが横笛です。月明かりが木々の隙間からさしこんできます。雪女の吹く横笛の音が風の音に重なります。

 

澤田緑生(さわだりょくせい)(1918~2010)

代表句「オーロラは天の羽衣樹氷立つ」『極光(1992)』02

季語(樹氷・冬)

愛知県出身。1935年、「馬酔木」初入選。以後、→水原秋櫻子に師事。1950年、「馬酔木」同人。「鯱(しゃち)」主宰。

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