俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0106・数詞効果04・木村蕪城・2012-12-06
○「寒泉に一杓を置き一戸あり」(木村蕪城01)
季語(寒泉・冬)
俳句に使われる色で最多は「白」ですが、数詞は「一」です。やはり始まりの数です。ここでの「一」は「一個」「単数」という意味で使用されています。一個ですべてが足りている生活です。
○木村蕪城(きむらぶじょう)(1913~2004)
代表句「みづうみの風の荒める年ごもり」02
季語(年ごもり・冬)
鳥取県境港出身。俳句は14歳のとき病を得てより親しみ、→阿部みどり女を介して→高浜虚子より直接指導を受ける。1939年信州に転地療養、やがて諏訪に定住。「夏爐」を創刊編集。のち主宰。