俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0106・臍01・岩下四十雀・2012-12-04

2012-12-04 00:00:05 | 五体俳句

●五体俳句0106・臍の緒01・岩下四十雀・2012-12-04


○「押し花を展けばの緒でありし」(岩下四十雀01)

季語(無季)

片付けものをしていると箪笥の奥から押し花つきの小箱を見つけました。蓋を開けてみると、自分の生年月日の記された紙に包まれて臍の緒が出てきました。親の気持ちが心に沁みます。

 

岩下四十雀(いわしたしじゅうから)(1913~2006)

代表句「断られたりお一人の鍋物は」02

季語(鍋物・冬)

東京生まれ。→川端茅舎に師事。のち→金尾梅の門に師事。「季節」に入会、編集長を努める。句集「長考」により第46回現代俳句協会賞受賞。

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