俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0108・身体06・渡邊千枝子・2012-12-18
○「うつし身の逢ふ日なからむ賀状書く」(渡邊千枝子01)
季語(賀状書く・冬)
またこの季節が巡ってきました。もう今年かぎりでやめようか、と毎年思いながら何十年となく続けてきた賀状書き。宛名のなかには、まったく会うことのなくなった人もいます。
○渡邊千枝子(わたなべちえこ)
代表句「亡き人は海歩み来よさくらどき」02
季語(さくら・春)
1925年、東京都出身。→水原秋櫻子に師事。「馬酔木」同人。ながく編集に携わる。昭和51年馬酔木賞受賞。神奈川県横浜市在住。