俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0107・顔04・京武久美・2012-12-11
○「翼借りて顔じゅう冬の明るさを」(京武久美01)
季語(冬)
翼を借りてもまだ飛び立たないでいます。飛び立つ前の心の準備をしているようです。飛ぶ力を充電するように、顔いっぱいに冬の日差しを浴びています。
○京武久美(きょうぶひさよし)
代表句「五月くる綻び何の軽さかな」02
季語(五月・夏)
1936年、青森県出身。長兄の影響で俳句を知り、高校時代、→寺山修司と十代の俳句研究誌「牧羊神」を創刊し、俳句にのめり込む。「暖鳥」「天狼」「萬緑」「寒雷」「氷海」「七曜」「埠頭」等を経て、後「海程」「黒艦隊」に所属。