俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0108・上(空間)02・深川正一郎・2012-12-16
○「その上に星美しき年の市」(深川正一郎01)
季語(年の市・冬)
「年の市」とは、年の暮に正月用の注連飾や縁起物などを売る市。年の市で賑わう上空には、冬星が美しく瞬いています。
○深川正一郎(ふかがわしょういちろう)(1902~1987)
代表句「ゆるやかに老の襟巻したるまま」02
季語(襟巻・冬)
愛媛県出身。はじめ花田比露志について短歌を学ぶ。1923年、文芸春秋社に入社。昭和になりコロンビア宣伝部に入社。1935年、俳句朗読を吹き込みに来た→高浜虚子と親しくなり俳句を学ぶ。軍需部長として終戦をむかえ、以後俳句を専門として「冬扇」を主宰する。「ホトトギス」同人。