俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句099・紅05・清原枴童・2012-10-17
○「日を吸へる吾亦紅あり山静か」(清原枴童01)
○季語(吾亦紅・秋)
【鑑賞】:秋の陽光を吸って心底赤い吾亦紅(われもこう)です。ここにも、あそこにも、「われもあかいよ、われもあかいよ」と紅を主張して咲いています。
○清原枴童(きよはらかいどう)(1882~1948)
○好きな一句「花深き戸に状受の静か哉」02
○季語(花・春)
【Profile】:福岡市生まれ。1913年より「ホトトギス」に本格的に句作を始める。「ホトトギス」同人。1914年、博多毎日新聞入社。同誌選者となり、また→吉岡禅寺洞・→河野静雲らと「木犀」を創刊す。1930年、朝鮮に移住、木浦新報の俳壇選者となり、俳誌「かりたご」を発刊、主宰となる。1938年福岡に帰り、「こまひき」を主宰。